序曲
店の中に入ると、黒服の人がこちらに向かって、頭を下げ
「いらっしゃいませ、お客様、当店のご利用は初めてでしょうか」
「ああ、そうだ」
「それではお客様、当店のシステムをご説明します」
と黒服の人は説明をしてくれた後
「それではお客様、まず初めにどのキャストと一緒の時間を過ごしたいかお選びください」
と黒服の人は絵を見せてきたので俺はどの子がいいか選ぼうとしたが絵の下の値段を見てびっくりして
「ダンテさん、ダンテさん、結構高くない」
「そうだな、まあでも今日はパック持ちって言ってたからな」
と小声で話しているとパックも小声で
「そうだ、今日は俺持ちだ、だから安心して呑みな、でお前らどの子が良いか決まったか」
と言ってきたので俺は再び絵の方を見て、決め、小声でパックに
「俺はアニマちゃんで」
「おお獣人かいい趣味だな、じゃ、俺はモンちゃんで、ダンテ、お前は」
「俺はそうだなぁ、エルちゃんで」
と小声でどの子が良いか決めた後、パックは黒服に向かって言うと黒服の人は俺たちを席へと案内してくれる。
黒服の案内で席に座り、お酒を飲みながら待っているとアニマ達がやってきて
「モンだよ、選んでくれてありがとね」
「ムンナ、いえ、エルです、ご無礼がないようにしますが最近田舎から出てきたばかりなのでやってしまうかもしれませんがよろしくお願いします」
とパックとダンテが選んだ子が挨拶してきた。
俺はモンちゃんもエルちゃんも可愛いなと思っていると
「ご指名ありがとうございます、わたしはアニマです、今日は楽しんでいってくださいね」
と大人の雰囲気を漂いながら挨拶をしてくる。
挨拶が終わるとアニマは俺の横に座ってきて
「お客様がお選びになってくださったのですね、最初にお名前を伺ってもよろしいでしょうか」
「俺はマークです、良い毛並みですね!!」
と興奮して、思わず要らない事まで言ってしまう。
言ってしまったー。でもこの世界の獣人はケモナーにはたまらない全身モフモフタイプなのでしょうがないよね、しょうがないよねと心の中で言い訳をしていると
「良い毛並みだなんて嬉しいです、マーク様、触ってみますか」
と腕を差し出してきたので俺はゴクリと唾を飲み優しく触ってみる。
するとあまりの触り心地の良さに癒される。ここは天国かと思っていると
「よーし、調子乗ってきたぜ、ここで俺の一発芸見せてやるぜ」
と酔っているせいで気が大きくなっているのかパックが俺たちの前に立ち大声で言ってきた。




