キタかこれ
その後、南東の森を歩くが怪しい所は無かったのでロジ村の広場に戻る事にした。広場に戻るとレイラとトウマが仲良く会話をしていた。俺たちは2人に声を掛ける。2人はお互いの顔を見合わせた後、俺達の元へ来る。合流すると俺たちは今日の成果を話し合う、だが成果はお互いに無く、今日は解散する事になったので俺たちはトウマと別れて、ベレット村へ帰る。トンネルを抜けてベレット村へ帰ると俺はレイラ達と別れて、獣寵会本部へと向かう。獣寵会本部に着き、ペドルフに報告しようとするとペドルフからヘイターの件でお小言を言われる。しょうがないじゃんと思いながらもお小言を受け流し、獣寵会本部を出て、夜道を通り、今日も何故かレイパパがいる家へと戻り、食事を終えて部屋に戻り色んな事を考えていると意識を失うか様に寝てしまう。
そして次の日を迎えて、俺たちは今日も調査の為にロジ村へと向かう。ロジ村の入り口でトウマと合流すると、俺たちは4人に分かれて、情報収集をする事にする。俺は昨日と同じくあの露店に向かう。すると店主から北東の森に怪しい視線を感じると噂があった。怪しい視線って関係あるのかと思いながら広場で皆んなと合流する。合流するとレイラが北西の森が怪しいと情報を手に入れていたので昨日と同じメンバーで調査する事に決めて、コロウさんの家に行き、昼食を食べに行く。昨日の事を考えているといつの間にか昼食を食べ終えてしまう。今は獣寵会の事に集中と俺は気を取り直してレイラ達と分かれて、カイと共に北東の森へと向かう。
北東の森へ向かい歩いているとカイが俺の事をちょんちょんとしながら
「何か視線を感じるぞ」
「え?何処から」
とカイに言おうとした瞬間
「おや、何だよマークか」
とペドルフの声が森の中聞こえてきた。何でペッちゃんの声と思いながら声のしてきた方を見る。すると木の上にペドルフがいた。何で木の上に居んの?と思っていると
「どうしてペドルフが木の上にいるんだ?」
とカイが俺をちょんちょんして小声聞いてくる。俺は首を傾げた後ペドルフを見て
「何でペッちゃん此処に居るの?」
「質問するほどの事かよ、そんなの決まっているだろうよ日課をする為だよ」
とペドルフが呆れた顔をしながら木から降りる。執念凄いなと思いながら
「日課って此処から遠くない?此処から広場見えないよね」
「はあ、昔からマークって視野が狭いよなぁ」
「もしかして上から見えるの?」
「広場見えるの?ってこれだから視野が狭いって言っているんだよ」
「えっとどういう事?」
「はあ、あのなマーク。獣人の子供は広場で遊ばないかもしれない。もしかしたら此処に来るかもしれない。普通ならそう考えるだろう」
と思っ切り呆れた顔をする。普通ならそう考えないよペッちゃんと思っているとカイが俺をちょんちょんとしてきて
「ペドルフって変わって無いんだな」
と呆れた顔でペドルフを見る。するとペドルフはカイを見て
「所でそこの身長だけは良い感じの子は誰よ?」
「鑑定スキルでカイだ」
とカイが両手を腰に当てる。
「ああ、なるほどなるほどあいつか、へえ、良い身長をしてるじゃないか」
とカイを眺める。カイは俺の後ろに隠れる。
「おいおい、カイ。後ろに隠れなくても大丈夫だって。お前は身長は良い感じだけど、圧倒的にモフモフが足らないんだよなぁ。だから私の専門外なんだよな。もし私に見染められたいなら最低でも獣人の様な尻尾でも生やしてきなってな」
とニッコリ笑う。ペッちゃんそれ冗談にならないと思っているとカイは俺の後ろに隠れながら
「あいつの前でスキル発動しなくて良かった」
と安心した様なため息を吐く。
「所でお前らは此処で調査しているのか?」
「うん。此処に何処から怪しい視線を感じるって噂があって」
「だけど今解決した」
とカイはペドルフを見る。ペドルフは首を傾げながら
「怪しい視線の正体ってもしかして俺なの?」
「うん。多分」
「違うでしょう。俺が怪しい視線を飛ばす訳が無いでしょう。俺はただ真剣に此処を通る人を見てただけですよ」
「それが怪しい視線だろ!私もそう感じたぞ!」
「そんなの無いでしょう。俺は真剣に見ていただけなのに。はあ。仕方ない、それなら次は疑われない様にチラ見にします」
と肩を落とす。それあまり変わって無いよねと思っているとペドルフは木の上に飛び登り
「ではこれからうまいチラ見を考えます。ではまた後で」
と木から木に飛び移り何処かに行ってしまう。北東の森にまたなんか噂があっても行かなくて良いかなと思いながらこの場を立ち去る事にする。




