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アイの暴走

「美味しかったぞ」

「美味しかったです。今日はありがとうございますコロウさん」

「今日は色々とありがとうございました」

とお菓子とお茶を堪能し終えた俺たちはコロウにお礼を述べる。

「それは良かったですかね」

とそこまでニコニコしながら言い終わると突然コロウが俺の事を真剣な表情で見てくる。俺は何だ?と思いながら少し気を引き締める。

「少し聞きたいのだが。マークさん、いえジュウチョウ会は何でトンネルを作ったのかね?」

とコロウがトンネルのある方角を見る。何て答えれば良いのか悩み、1番はあれだよなぁと心で笑いつつ、何か立派なそれっぽい嘘を言っても怪しまれるし隠しても怪しまれるならとことん正直にド直球で言おうと決め

「色々と理由は言えると思いますけど。1番の理由は獣人が好きすぎるあまりの暴走した結果ですね。つまりアイの暴走って事です」

と笑顔で言うと

「ハハハ、そうですかね。そうですかね」

とコロウが大笑いをする。大笑いしてるって事はこれで良かったのか?でも駄目だったから笑っているのか不安になり

「あの、答えになっていませんでしたか?」

と恐る恐る聞く。するとコロウは首を横に振り。

「いえいえ、予想以上答えでしたかね。所でマークさんいつから調査を開始するのですかね?」

「今日はもう遅いので今日は帰って明日から本格的な調査を開始しようかなと思います」

「そうですかね。そうですかね。なら一つ提案があるのですが」

「何でしょうか?」

「情報共有も兼ねて休憩際はこちらの家に来てくれるかね」

「はい、分かりました」

と答えを返すとコロウはニコニコしながら

「あっ、もちろんお菓子も用意しますかね」

「良いのか」

「カイさん、良いですかね」

「あの、良いんでしょうか?」

「レイラさん良いんですかね。今日楽しい時間を過ごせましたかね、こんな楽しいの今日だけにしたく無いだけですかね」

「ありがとうございます」

「いえいえ、今日は本当に楽しかったかね。マークさん、カイさん、レイラさん。私も調査の方を進めますので早く解決しましょうかね。そしてのんびりとお茶とお菓子を堪能しましょうかね」

「はい、今日は本当に色々ありがとうございました」

「お菓子美味しかったぞ。明日も楽しみにしてるぞ」

「ありがとうございました。明日も来ますね」

と俺たちは立ち上がり頭を下げる。

「いえいえ、こちらこそ楽しい時間をありがとうかね。明日も来てくださいかね」

とコロウも立ち上がり頭を下げる。その後、俺たちはコロウ達に手を振って村長の家を後にした。


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