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老人と狼人

お付きの2人に見張られながら年老いた狼人について行くと周りの家より少し大きな家の前に辿り着く。やっぱり村長なのかなと思いながら見ていると年老いた狼人は家の扉を開け「どうぞお入りくださるかね」と手を招いてきた。俺たちは礼をして家の中に入る。家の中に入るとテーブルがある部屋へと案内された。すると年老いた狼人は2人にお茶とお菓子の用意の指示する。指示された2人は部屋を出て行く。年老いた狼人はニッコリ笑って

「今から用意いたしますのでその間、座りながらさっきの話をしても良いですかね」

と俺たちを見る。俺たちは頷き、席に座る。

「まずはお誘いを受けてくださりありがとう。私はここで村長をしているコロウと申します。よろしくお願いしますかね」

とニッコリ笑ってくる。これは思わぬ幸運だなぁと思いながら

「私はレイラと言います。よろしくお願いします」

「俺はマークって言います。どうぞ宜しくお願いします」

「私はカイだ。よろしくだ」

と俺たちも笑顔で自己紹介をする。

「カイさんにレイラさんにマークさんかよろしくかね。さて、さっきの話になるけど、カイさんの両親は誰かね?」

とコロウがカイをマジマジと見る。カイは俺の方を向き首を傾げる。どう説明すれば良いかと思いながら

「あの〜なんて説明すれば良いかあれですけどカイの両親は分からないと言いますか、そもそもカイはスキルなんですよ」

「カイさんがスキルとはどういう事かね?」

とコロウは驚いた顔をする。まあそうなるよねと思いながら

「詳しくは自分でも分からないんですが、俺のスキルが急に人になりましてね」

と改めて言葉にするのは難しいと思いながら何とか説明する。するとコロウは鼻をスンスンさせた後

「そうでしたか、そんな事もあるもんですかね」

と少し寂しそうな顔をする。なんだろうと思っていると

「あの所でコロウさんはなんでカイの両親について聞いてきたんですか」

とレイラが不思議そうな顔をして聞く。するとコロウは鼻をスンスンさせ

「いや、獣耳と人耳が生えたお嬢さんなんて珍しくて思わず聞いてしまったかね」

と少し笑う。なんだろう?と少し違和感に思っているとお付きの2人がお茶とお菓子を持って俺たちのいる部屋に入ってくる。

「用意が来たようですかね。ではこれからはお茶とお菓子を楽しみながらゆっくりお話ししましょうかね」

とコロウがニッコリと笑う。

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