改めて聞かれるとどうなんだろう?
お付きの人が二名とおじいちゃんが一名って事はあの人が村長なのかなと眺めていると
「何故トウマが倒れている?それに?!」
とキョロキョロと見回していた年老いた狼人が俺たちを見た瞬間驚いた顔をする。なんだろう?もしかして獣寵会って事がバレたのか?いやそんな筈は?と思考していると
「そこの獣耳と人耳がある娘さん!親は誰なのかね?」
と年老いた狼人がカイを見て問いかけてくる。なんで急にそんな事を聞いてくるんだろう?と思っているとカイが俺たちの顔見て
「私の親って誰だ?」
と首を傾げる。確かに両親って誰なんだろか?まあうちの両親で良いのかな?と色々考えているとお付きの人が年老いた狼人に耳打ちをする。年老いた狼人は頷き
「ここで立ち話もあれだしの、もしあんたらの予定が無ければ家に来て、お菓子でも食べながらゆっくり話してはくれないかね?」
と年老いた狼人は優しく言ってくる。疲れたからありがたいかなぁと思っているとカイは頷き
「わかったぞ。それで良いな」
と目を輝かせて俺たちを見る。お菓子に釣られてたなと思いながら俺はレイラを見た後
「良いよな、レイラ」
「うん、良いよ」
とカイを見て返事をする。カイは年老いた狼人に向かって
「話しは決まったぞ、ついて行く」
「それは良かった。ではついてきてくださるかね」
と年老いた狼人は歩き出す。俺たちはその後をついて行く事にした。




