現代知識で私が勝つ
決闘が始まるとトウマが俺に突っ込んでくる。俺は速いな思いつつと『パワー』を発動させて後ろに飛ぶ。
「向かって来ないで逃げるとは臆病だな」
とトウマがニヤリとする。仕方ないだろう、俺は男女平等パンチなんて何それって思っているタイプだし。それに目の前に居るのは獣人の女性だ。会長としても殴れないだろうと思いながら
「綺麗な女性に急に迫られたら逃げるさ」
と作戦を悟られない様に格好付けながら言う。するとトウマは呆れた顔をしながら
「急にクサイ台詞を吐くな、まあ良い。逃げるのなら追いかけるまでだ」
とまた突っ込んでくる。俺はお腹に力を入れつつトウマの攻撃を避ける。トウマは避けた俺をすぐさま追いかけて殴りかかってくる。俺はお腹に力を入れたままなんとか攻撃を見極めて集中を切らさない様に少ない動作で避ける。
「あまり逃げ回るなよ。このままだと日が暮れてしまう」
と呆れた声でトウマが言う。俺はお腹に集中しながら
「日が暮れても良いな。なんならこのまま夜通しでやって一緒に朝を迎えるのも良いね」
とまた格好付ける。するとトウマは鼻をスンスンさせた後、ニヤッと笑いながら
「そうか、朝までか、それは楽しみだなぁ」
と俺に向かってくる。俺はお腹に力を入れたまま、トウマの動きを見て冷静に避ける。よし、避けらているなと喜んでると俺のお腹がGOサインを出してくる。よし次の攻撃後が良いタイミングかなと思いつつ、攻撃を待つ。待っているとトウマがこちらに突っ込んできて殴りかかってきた。俺はその攻撃を後ろに大きく飛んで避ける。そして俺は手をお尻の方に持っていき、ならない様に屁をこいて握る。これで準備万端と思いつつトウマが突っ込んでくるのを待つ。そしてその時がきた。トウマが俺に突っ込んできた。俺はお尻の方に持っていた手をトウマの攻撃に合わせて鼻の前に突き出し
「これが太古より伝わる対鼻が利く奴戦の切り札だ!」
と手を開いた。




