決戦前のルール確認は何か頭脳バトル系物みたいなあれ
俺は綺麗な女性獣人にどうやったら勝てるのかと考えながら女性獣人が指差した所まで行く。その場所に着くと女性獣人は
「まずは決闘する前に自己紹介でもしようか。私の名はトウマだ。貴様の名前を教えろ」
「俺の名前はマークです」
「そうか、では決闘を始めようか」
とトウマが目をぎらつき始めた。俺は慌てて
「その前にルールを決めません?」
「そうだなルールか。すまないな獣寵会を早く追い出したくて忘れていた。ではまずは勝敗条件からで良いか?」
と落ち着いたトウマが口調で喋る。俺は頷く。
「では、失神か降参で負けはどうだ?」
とトウマの提案に俺は頷きながら
「次は具体的な戦いのルールを決めましょうか。まずはスキルの使用の有無は?」
と俺はカイを呼び出す策を講じる。
「もちろん有りだ」
とトウマが頷き了承する。俺はカイを探す為に周りを見る。すると人が結構集まっていた。この決闘を見たいのかなと思いつつ俺は観客の中からカイを見つけ
「カイ、一緒に戦うよ」
と呼びかける。カイは頷き、こちらに走ってくる。するとトウマは不思議そうな顔をして
「何故あの子を呼び出す?」
「それはカイは俺のスキルだからですよ」
とニヤッと答える。
「はあ?勝てなそうだからって嘘をつくな、つくならまともな嘘をつけ」
と少し呆れたようにいう
「嘘じゃないぞ!」
と俺の元にやってきたカイが反論する。トウマはカイを見た後
「嘘だろう」
とはっきり言うとカイはトウマを指差し
「嘘じゃないぞ!その鼻で確認しろ」
と言うとトウマは鼻をスンスンする。トウマは首を傾げながら
「嘘をついているような匂いが全くしない?どういう事だ?」
「嘘じゃ無いからな」
とカイが両手を腰に当てて言う。するとトウマは
「なら、スキルの使用は無しにしようかな」
と少し焦った様な顔をしたで言う。
「撤回って卑怯だと思いますけど」
「そうだぞ、卑怯だろう」
俺とカイはすかさず反論をする。するとトウマは首を横に振り
「2対1の方が卑怯じゃないか。今からやるのは決闘だぞ。決闘は1対1でやるべきだ」
と反論をする。
「でも、スキルの使用はありって」
「そうだぞ。そうだぞ」
ともう一度反論する。するとトウマは慌てた様子で
「ならスキルを使用しないなら私もこの件について協力しようそれでどう?」
と申し出る。それは対価としてありなのかと考えていると
「私はこの村で自警団をやっているんだ。だから情報は手に入れやすいと思う」
とアピールをしてくる。なんだろうこの胡散臭さはと思いながら協力者が増えれば解決が早いかなと思い。カイを見て
「カイすまない、今回は俺1人でやってみるよ」
「おう、そうか。頑張れ」
とカイが帰っていく。するとトウマは落ちついた表情をした後周りを見る。
「では、次に武器の有無だが周りに飛んでいく可能性があるから無しだな」
とトウマの提案を俺は頷いて了承する。
「では、次に魔法の有無だが周りに予想以上に人が集まって来たからな、火の玉とか放つ系の魔法は無しでどうだ」
とトウマの提案に頷きながら、俺不利じゃねと思い。
「あの、質問があるんですけど、トウマさんって普段はどうやって戦っていますか」
「うん?まあ害獣退治とかでは剣を使ったりするな。それがどうした?」
「あの俺はどっちかというと後方で魔法をぶっ放す戦闘スタイルなんですよね、だから放つ系の魔法を使えないとなると、トウマさんの方が有利になってしまうかなと思いまして」
「それなら、そうか。分かった。と言うとでも思ったか」
とトウマがニヤッと答える。俺はどうすれば有利になるか考えながら
「なら、俺の代わりにカイとかレイラが戦うのはどうでしょうか」
「今更、何を言い出すのかと思えば、そんな提案を受け入れると思うか?」
「なら、さっきのスキルの有無の話は無かった事にしてスキルを使う事にしたいんですけどそれで良いでしょうか?」
と今度は俺がニヤッと答える。するとトウマは顔を少し上にあげ何か呟いた後、頷き
「大丈夫だろう。よし、私は魔法を使わない。これで良いよな」
「はい大丈夫です。これで話は以上ですよね」
「そうだな。では決闘のルールが決まった事だしお互い少し準備を整えてからこの場所で決闘をしよう。それで良いか」
「はい。それで良いですよ」
と俺はこの場を離れて、レイラとカイの元へ行く。




