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この勘違い何度目?

村の中へ入った俺たちは近くにいた獣人に話を聞く事にした。その獣人と話した結果獣寵会の噂の事は分からなかったが村長の家の場所が村の広場の横を行った先だと分かったので俺たちは広場の方に向かって歩き出した。

「良かったね、村長の家の場所がすぐに分かって」

とレイラが嬉しそうに笑う。俺は頷き

「そうだな、獣寵会の噂については分からなかったけどね」

「向かいながら聞けば良いだろ、私の情報収集テクで聞き出してやる」

とカイが意気込んでいた。

少し歩き広場に近くと少ないが露店が並んであった。どんな物が売っているのだろうと少し眺めていると

「お兄さん達、良いのあるよ。お土産にどうだい」

と露店の店主に声を掛けられる。俺達は情報収集出来るのではと話をして立ち止まって商品を見る事にした。店に並べられてる商品を見るとお酒であったりお菓子があったり保存食であったりと食べ物系が並んでいた。

「マーク、何か買って行こうよ」

「あばずれの言う通りだ。何か買って行くぞ」

と二人がものすごい食いつきを見せた。俺はいつも通りだなぁと少し笑っていると

「お兄さんどうだい、ユウクヒ草を使った香草酒は」

と店主が酒瓶を見せてくる。俺は美味そうと思いながら用事があるので

「結構です」

と遠慮のポーズをしながら断ると店主が俺の耳元で

「お兄さん、この酒に使ってるユウクヒ草の匂いにはちょっとあれな効果があってね昔からゴブリンが求愛の時に使っているんだよね。だからよもう分かるだろう。どうだい二人目なんかは」

と悪い笑いをしてくる。俺はこの勘違い今回で何度目かなと思いつつ

「すみません。ちょっと用事があるので」

「用事って何だい」

「今から、村長の家に行くんですよ」

「そうか、それだと今から買ったら荷物になるな。なら後で寄ってくれよな」

「はい、出来れば寄りたいと思います。あの一つ質問良いですか?」

「何だい?」

「獣寵会についての噂とか知りませんか?」

「ジュウチョウ会の噂か〜、うーん。分からないな。って何で知りたいんだ?」

と不思議そうな顔しながら聞いてくる。俺は本当の事を言って大事になるかもしれないから嘘を吐こうと決め

「俺の友達が獣寵会に入っていまして、なんか最近獣寵会がロジ村の人に目をつけられていると聞いたんですよ。それでね、少しでも友達の助けになりたいと思いまして、今聞いているんですよ」

と何とか冷静に言う。すると店主は鼻をヒクヒクさせた後

「うーん?そうか。友達を助けてやりたいのか。よし分かった。何か分かったら教えてやるよ。だから帰りによりな」

と笑いながら言う。この人商売上手いなぁと思いつつ

「ありがとうございます。帰りに寄らせていただきます」

とお礼を言った後、露店の商品をじっくり見ていたレイラとカイに

「レイラ、カイ。後で立ち寄るからそろそろ行くよ」

と声を掛ける。二人は少し不満そうな顔をしつつも

「うん、後で絶対ね」

「絶対だぞ」

「分かってる。だから行くよ」

と俺たちは再び広場の方に向かって行く。

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