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夢は思わぬところで叶うもの

何で怒ってんの?俺何か地雷ワード踏んだ?えっ?と焦っているとヤリスがこちらを見て

「お前やっちゃたね、こうなると兄貴は手をつけられないぜ」

と笑う。だから俺は何をしたんだよ、さっきの言葉にどんな禁句があったんだよと必死に考えながら

「どうして、怒っているのだね?」

とこれ以上相手の神経を逆撫でしない様に冷静にラスボスっぽい口調で答えるとヘイターがこちらを睨み

「てめー、俺を怒らせた原因が分からないのか?ああ!さっきの言葉を思い出してみろよ」

と更に怒ってくる。知らないよと思いながらさっきの言葉を思い出しながら考えるが思いつかずに黙っていると

「おい、人の神経逆撫でしてるのにわからねー様だな。だったら教えてやるよ。てめーは俺の事をちゃん呼びしやがったんだよ。それ以上に切れる事はねー」

とさっきよりは冷静だがまだ少し怒っているかの様に答える。えっ?ちゃん呼び?えっ?それがいけなかったの何でどうしてと必死に考えているとヤリスは憐れみの様な視線を俺に向けて

「兄貴はな、獣寵会の事を知ってからな会長にちゃん呼びされるのが夢だったんだよ。兄貴はなその夢の為に家族のちゃん呼びを禁止して髪型を角刈りにして厳つさを上げる事でちゃん呼び回避をする努力をしてきたんだよ。だけど今お前は兄貴をちゃん呼びしやがったね、だから怒ってんだぜ」

と解説っぽく説明してくる。ヘイターちゃん、やっぱり俺への評価高すぎないと思いながら一か八かで

「ヘイターちゃん、私は本物だよ」

と本物アピールをしてみる。だがヘイターは俺の事ををものすごい形相で睨み

「おい、お前。これ以上会長を傷つけんじゃねー。あー、もうだめだ。我慢できねー。おい、ヤリスあれいくぞ」

とヘイターはヤリスの方を向く。あれとは何と思いながらこうなったらダメ元で

「ヘイターちゃん、私は本物だよ。信じて欲しい」

と本物アピールをしてみる。だがやっぱりヘイターは俺をもの凄い形相で睨んできて

「おい、お前。もうその口閉じろ。さもなければ、ヤリス!」

「おう、兄貴」

とヤリスが何処かに移動を開始した。俺はヤリスに注意を払おうとヤリスを見てみようとする。だが

「おい、お前。こっちをみろよ!」

とヘイターが叫ぶ。俺は思わずヘイターを見る。すると俺の身体が後ろからがっしりと拘束される。え?拘束された、どうしよう?と少し焦っていると

「おい、嘘をついたらどうなるか分かっているよな。だからもう嘘をつかずにお前が何者か答えろ」

と脅すかの様な声で聞いてくる。こんな事態はラスボスになりきれば良いんじゃない理論使って以来初めてだよと少し焦りながらこの状況でラスボスは何を言うだろと俺は必死に考え

「おい待て、君達、私に手を出したら、ただでは済まないぞ」

と焦り気味に答える。するとヤリスはニヤリと笑い

「兄貴、どうやら化けの皮が剥がれたよですね」

「ああ、そうだな」

とヘイターが頷く。いや化けの皮剥がれてないよ、新しく作ったよと心の中で反論していると

「騒がしいぞ!何事だ!」

と懐かしい声が聞こえてきた。

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