アノス副隊長さんと一緒です
部屋でまったりとしたいけど鞄の中を綺麗にしたい。
今からやってしまおうと思って出したけど………。
入れすぎでは?
私の目がおかしいのかな?
なんか多くない?
………見なかったことにすることできないかな。
コンコンコン
「はーい。」
「アノスです。入っても大丈夫?」
「はい。えっ、あっ、いや、ちょ、ちょっと待ってください!」
慌ててしまった。
だってこの現状なんだよ。
見たら引かれる。
でも一緒に見てらった方がいいかも。
「やっぱりいいですよ。」
「…入るね。」
入ってきたアノス副隊長さん顔が引きつってる。
わかるよその気持ち。
私も出してみて同じ感じになったから。
「えへへ。散らかしてる訳じゃなくて持ってきた鞄の中全部見てなかったから出してみたんだけど……。」
「……すごいね。」
「そう思うよね……。」
「こっちは着替えた服の山ってことでいいのかな?」
「そう…。どれくらい森の中に居たのかよく分からないけど着替えた服の数って考えたら長い事いたんだね……。」
「服はメイドさんに頼むとして………。
この食材の多さは?」
「……森の中で生活するのに料理して食べてたんだけど……。
これが1食分なんだけどこれの半分しか無理なの。」
「そうだとは思うけど多くない?」
「多いんだよ……。
ばぁや私の食べれる量教えてると思うのにお父さんが用意したからこうなったの……。」
「……そうか。
まだ着てない服も多くない?
森の中とかで着れないような服もあるけど……。」
「やっぱり?
森の中で着れない服はお父さんが……。」
「…そうか。
簡単に食べれそうなやつも?」
「それもお父さん……。」
「………過保護だと思うけど。」
「……多分テントの中見たらもっとそう思うよ。」
「……この部屋なら広いし広げられると思うけどたててみる?」
「うん……。」
やっぱり私の感覚は正常だったよお父さん!
誰が見てもやりすぎだったよお父さん!
テントをたてて中を案内したら頭抱えてる。
なんで!?
「……これさ……やりすぎ……。」
「アノス副隊長さん……それは最初の頃に驚きすぎた私でも思った事だよ。」
「……まずテントの中にベットだとか風呂場に洗面台は普通ないからね?」
「わかってるつもりだよ…。
寝るだけだと思ってたもん……。」
「料理した事ない令嬢に食材で渡すって何?」
「それは私にも分からない。」
「調理道具とかテントに備えてないってことはわざわざ外に出てやってたってこと?」
「そう。」
「………全てが規格外すぎるよ。」
「……やっぱり?」
「整理したくて全部出したの?」
「そうなんだけど……見てたらどうしていいか分からなくなって……。」
「娘を困らせる父親って……なんなんだろうか。」
「とりあえず出ませんか?」
「そうだな。」
テントを出てから再度しまい。
目の前の惨状をどうするのか話し合った。
「食材とフルーツと干し肉は調理場に寄付しようか。
次に着た服はメイドさん達に頼むだろ。
着てない服もメイドさん達に頼んでクローゼットに入れてもらって。
テントと調理道具に関しては鞄の中に戻そうか。」
「あっという間に決まった!
一人じゃないって早く解決できるね!」
「普通はこんな事にはならないからね?」
「そうかな……。」
普通じゃないのかな?
あれ?私の感覚やっぱりおかしい?
お兄ちゃん達は大丈夫だよね?




