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不幸から始まるの!?〜不幸?幸せ?それは周り次第〜  作者: 鬼神優姫
他国?帝国?どっちが正しいの?
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今後について4

ーアノス視点ー


「あの……セレネ様?

話終わってないと思うんですけど?」


「まだ何も決まってないけど?」


「ですよね……。」


「……セレネ様の爆弾発言を聞いたばかりだしな。」


「まぁね……。」


「それより抱っこしててその子は反応もないの?」


「ぐっすり寝てますよ。

ただ少し腕が疲れてきましたが……。」


「膝枕にしてあげたら?」


「はぁい!?」


「膝枕よ、ひ・ざ・ま・く・ら!」


「2回言わなくても分かりますって。」


「いいなぁ……。」


「アノスにしたら多分筋肉すぎて起きる。」


「言わんとしてることは理解してる。」


「ほらアノスはこっちに来なさいな。」


「はいはい。」



理不尽だと思うんだよな……。

クレス兄さんだって筋肉じゃないか!

まぁ俺よりは弾力がありそうだけど。

太れない人間に対しての扱い酷いと思うんだよ。

本当に膝枕したし。

幸せそうに寝てる……。

まじ可愛い。

なんでこんな天使みたいな子を忌み子にするかね。

理解出来ないなぁ……。



昔は双子の片割れは処分されてたんだっけ……。

その子達きっと生きたかったよな……。

処分するより生きていける方法模索してやればいいのに国のトップが決行するの許すなんてな。

魔法使いが忌み子説作ったんだっけか?

はるか昔の話でも俺達の住む帝国はそれを許さなかったんだよな。

犬猿の仲になって王国滅ぼそうとして結局主犯の王国を殺して魔法使いは公開処刑だったかな。

国を引っ張ることになった王太子が双子の忌み子説嫌ってたとかってので友好的関係になったんだったな。

こっちの歴史には残ってんのに向こうには残ってないなんてな。

その事実のがびっくりだわ。

姫様が歴史を学んで嫁いだおかげで発覚したんだけどな。

歴史を共有出来るようになればいいのに難しいんだろうか……。



「この子はどんだけ辛い7年を過ごしたのか想像もしたくないわね……。」


「ですね……。

今は俺の手を離してくれませんよ。」


「寂しかったんじゃないのかな……。」


「「……えっ?」」


「一体どれくらいの期間一人だったのかと思ってさ。」


「そうねぇ……。だいたい2週間くらいかしら?」


「……屋敷で面倒見てくれてた人は居たのかな……。」


「居たわよ。

ヴァネッサの嫁いだ先のお母様が彼女についてたのよ。」


「それがいきなり一人で2週間か……。

俺がこのくらいの子供だったら耐えられねぇな。」


「アノスは一人が苦手だもんな。

早く彼女作れよ。」


「クレス兄さんは早く結婚しろ。」


「あなた達仲良しよね……。」


「屋敷に連れていくにしてもわたくしは癒し手の仕事あるし……。」


「俺達も仕事あるしな……。」


「どうするのがいいんだろうか……。」


「悩むわね……。」



3人してこの子が寂しくないようにどうするべきかで頭を悩ませるとは……。

クレス兄さんは彼女にプロポーズしやがれ!

セレネ様は……王国の辺境伯の当主に猛アタックして嫁の座についてくれ。

そうしたら俺だって心置き無く彼女作るんだよ。

この2人は絶対分かってないだろうけど。

不安があるのに一人だけに集中して愛を注ぐとかそんな器用な事俺はできないからな!



「……全員で愛情注いでやればいいんじゃないかな……。」


「どういうこと?」


「虐げられた心ってのはなかなか回復しないだろ?

愛されてないとか何のために産まれたのか疑心暗鬼に陥ったりするじゃんか。

周りからの愛情って目に見えねぇけど伝わるんじゃないかって思うんだよ。」


「確かにな……。

帝国じゃ子供は宝だって色んな人から愛情受けて育つもんな……。」


「そうねぇ……。

安全が確認出来るまではうちのお屋敷になっちゃうけど2人も来てくれるなら安全の場所よね……。」


「だろ?だから守ってやろぜ。

こんな可愛い天使をさ。」

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