森の中脱出
ふと目が覚める。
「久しぶりに会ったなぁ…。
リア…喜んでた。」
夢の中でしか会えない過去の私。
名前の無かった過去の私。
小さいままだけど…。
それでも、私だから。
女神様は姿を消してるね…。
声しか聞こえてないから気配?になるのかな…。
「不思議だなぁ…。
リアに女神様って…。
体はすごく軽いけど。
どれくらい寝たんだろう?」
気になってテントを開けて外を確認してみる。
テントを張った時は夕日になる前だったはずだから次の日ってわけか…。
「眩しいなぁ…。
寝すぎたね。
ご飯作るのめんどくさいから干し肉とフルーツだけでいいかな。」
これでやっと最後の移動が出来る。
長いような短いようなそんな日々も終わる。
森の中での生活はお父さんのおかげで不便はなかった。
不便なくってレベルじゃないけど…。
驚きすぎて驚く事すら無くなったよね。
「いただきます。」
干し肉は固い…。
あまり要らないかも…。
フルーツを多めに食べるようにしよう。
あとで知られたら怒られるかもしれないけど構わないや。
「ご馳走様でした。」
お腹も満たされたしテントをしまっていざ出発!
「……本当に森の中だったんだね…。
人が歩いてる場所からも距離があるの分かりやすすぎ…。
馬車が多いなぁ…。
荷物積んでるやつだよね?
外を知らないって怖いかも…。」
外壁にそって馬車や人が歩いてる方に向かってとりあえず歩いていく。
林道に出たら門まで歩けばいいよね…。
森の中から私が出たら不審がられるかな?
気にしても仕方ないかも。
何か言われたら道からそれちゃってって事にしよう。
めんどくさい事にならなきゃ1番いいんだけど…。
避けられなかった場合は…薬草探してたってことにしよう!
不安な顔とかは絶対しちゃダメだよね。
怪しまれたらお父さんたちが準備してくれたものとか色々な事がダメになる気がする。
ここにも屋敷の人のような人がいたら?
それはそれで怖いかも…。
お母様の手の者が居ないとは限らないよね…。
いやぁ…でも…。
不安だなぁ…。
どうにか出来ると信じよう。
ここで諦めたらずっと会えない気がするから。
気合を入れて荷物を運ぶ人達の中に紛れ込みながら門を目指す。
「でかいなぁ…。」
近づいて思ったけど門がデカすぎる。
争いがあった時代のものかもしれないけどここまで高くなくてもいいような気もする。
国同士の事だから知らないけどね。
門番さんが居るんだ。
辺境だと門番とか無かったのかな?
馬車の中から外を見てなかったから知らないけど……。
嫌だなぁ。
「そこの君。
ここには何しに?」
「お使いで来ました。」
「1人で?」
「はい。何かおかしいですか?」
「子供1人で来るのはなかなかないからね。
ところで誰に会うのかな?」
これは警戒した方が良さそうかも。
「癒し手の方に会うように言われて来たんです。
私は入れませんか?」
「入れなくはないよ。
癒し手の誰に会いに来たのかな?」
やっぱりおかしい。
だって他国の人は知ってるって書いてあったもん。
「知らないんですか?
有名な方なんですけど…。」
一瞬だけ顔が歪んだ。
元に戻るの早いなぁ…。
どうしたらいいのかな……。
「あの……他に門番さんは居ないんですか?」
「……あぁ…今は休憩中かな。」
「本当に?」
ものすごく怪しい。
「あれ?君見たことないけどいつ門番になったの?」
後ろから見かねた人が助けてくれた。
「……配属されたばかりなので会ったことはないかと…。」
「……門番はあまり変わらないはずなんだけどな。
所属してどれくらい経つんだ?」
「……まだ数ヶ月ですが……。」
「そうか。お嬢さんは私の知り合いに頼むから君が気にかける事はしなくていいよ。」
「ですが……。」
「決まり事があるんだ。
ここは引いてもらうよ。」
この人凄いなぁ。
私との会話で門番さんが怪しいって見抜いたのかな?
「お嬢さん、おじさんと一緒に知り合いの門番さんに会うのはどうかな?」
「……お願いします。」
今はこの人について行った方が無難かも……。
思ってたよりストックが増えたので更新頻度をあげようかと思います(`・ω・´)
最初に出した登場人物一覧は……参考になりません……(*꒪꒫꒪)
増えていきます……(*꒪꒫꒪)
私ですら増えると思ってませんでした…。
書き進めたら複雑化した為増やしかなかったんだ!!
って事で今後よろしくお願いします(*.ˬ.)"




