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慣れるまでの時間?2

鞄の中から調理道具と1回分の食料を取り出す。



「ずっと思ってたけど鞄の中の時間は止まってるのかな?

大人しくしてるのはいつまでも体に慣れなそうだから少しでも動かなきゃ。」



1食分の材料は前の日と同じだった。

パンと肉と野菜で調味料は調理道具の中に備え付けられてるから出す必要ないけど同じ食材だとバリエーションが困るってなぜ思ってくれなかったのか。

貴族だと調理人が居るからそんな事は知らなくて当然なのだと思った方がいいのかもしれない。

前世での私が何歳まで生きたのかは分からないけど調理方法を沢山知ってる訳じゃないからそこまで得意じゃ無かったのかも?なんて考えてみたりする。

野営の間自分一人で何でもやらなきゃいけないから手荒れも心配になってくる。

虐待?とかネグレクト?とか疑われないかなとか……。

ネグレクトってこっちの世界にそんな言い回しあるのかは知らないけど、育児放棄って言葉はありそうだなぁ……。

育児放棄って虐待みたいなもんだよね……。

最初からだし心配しなくてもいいかぁ……。

なんて事を思ってしまうのは外を知らない子供だからって事なんだろうね。



「ご飯どうしよう……。

そんなにメニュー知らないよー!

毎日同じは飽きちゃうよー!」



材料見て頭を悩ませてしまう。

スープか野菜炒めか肉だけ焼くくらいしか出てこないんだから仕方ないじゃん!

何の肉なのすら分からないし…。



「炒めるのとスープでいいかな……。

考えても考えつかないもん。

残ったらとりあえずテントに残り運んでまた温め直せばいいよね…。」



野菜もお肉もカットされてるし……。

昨日カットされてなかったけど?

1食分出すものによって変わってくるパターンのやつ?

全部やっといてくれてもいいと思うんだけどなぁ…。

2箇所使えるのでフライパンと鍋で手際良く作業をしていく。

1人で食べても美味しくないのは分かってるけど食べなきゃ持たないのも理解している。

他国に行って言われた人に会えればこんな苦労も無くなるんだ…。

それを励みに頑張ろうって決めたんだからぜったぁぁぁぁいに負けないんだから!



「完成かなぁ……。

炒めるだけど煮込んだだけ…。

一応料理だよね?

まだ重くて運べないし…食べて減らそう!」


お皿とお椀によそってパンと一緒にテーブルに置く。


「いただきます!」



味は普通かも?しれない。

よく分からないけど…………。

味なんて気にしてられない。

食べなきゃいけないからこれは義務なのだ。

美味しいと思えたら義務感は消えてなくなるはず……。

お屋敷に居た時から生きる為に食べてきたんだから義務だと思ってしまっても仕方ないと思う。

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