表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/90

野営2日目3

なんだかんだでスープができた。お皿に分けるのめんどくさいからこのまま食べてしまおう。

どうせ1人だし……。

誰も見てないし……。

別にいいよね!



「よし!いただきます。」



シーンとした空間で黙々と食べる。

何度でも言うけど1人だから!

ばぁやが居なかったら家でも1人だったけど!

ばぁやが一緒に食べてくれてたから別に寂しくなかったし!

賑やかじゃなくてもばぁやのおかげで寂しくなかったんだからそれでいいんだもん!

別に……、強がってるわけじゃないもん…………。

あぁ……もう!

湿っぽい空気になっちゃう!

今が辛くてもきっとなんとかなるんだもん!

なんかしてもらうんだもん……。

無力ってなんか辛い………。



「……ごちそうさまでした。

……片付けよう……。」



美味しくできたはずなのに美味しくなかった……。

食べきったけど生きる為には必要だからっていう義務みたいな感じ?

生きるための栄養になってるから大丈夫なはず……。

ばぁやと一緒に食べるようになる前は、食べてるのに美味しくなくて生きる為だって思って頑張って食べてたなぁ……。

食べてるのに痩せたような?そんな感じしたけどばぁやからもそう見えたんだろうね……。

それから一緒に食べてくれるようになったんだよね……。

1人になったらばぁやとの思い出ばかり出てくる…………。

余計寂しくなっちゃうのに……。



「…………はぁ。

私ってばぁやのこと大好きだったんだね……。

ばぁやしか知らないから当然かもしれないけど……。

ばぁやどうしてるのかな?

早く会えるようにならないかなぁ…………。

そしたら……お兄ちゃんにもお父さんにも寂しかった期間あった分だけいっぱい………………。

…………もし会えなかったら?」



ネガティブ思考にどんどん入っていく……。

もしもを考えたらキリがないことくらいわかってるけど止まらない。

それでも片付けは進めてる。

思考と体の動きは別みたいな感じ。

鞄に調理道具を全部しまいテントの中に戻る。

鞄を握りしめながらベットに座りひざ掛けをかけポケットにしまった手紙を取り出す。


「残り少ないけどきっと他国の知り合いさんについてだよね……。

子供1人で行けるのか分からないけどきっと解決方法とかも書いてあるはず!

だってばぁやだから。

ばぁやもきっと私の為に沢山頑張ってくれたんだよね……。

私は当日というか馬車から投げ捨てられてから捨てられたの知ったけどきっとばぁやはもっと前に知ってお父さんと準備してくれたんだよね。

そんな事全然気づかなかったけどさ。

私が気にしないようにしてくれてたんだなってちゃんと分かってるよ……。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ