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過去の思い出1

「"奥様と奥様側の使用人が双子の2番目は忌み子で双子の片割れが忌み嫌わるという昔の話を未だに信じ込んでいるんです。

坊ちゃん……。

お願いがございます。

お嬢様の為を思うのであれば決して反発されませんように。

お嬢様を守れるのは私と旦那様と坊ちゃんだけになってきます。

旦那様側の使用人全てが過去の忌み子説を信じてないとは言えません。

賢い坊ちゃんなら私が言いたい事を理解出来ましょう。

時が来たら坊ちゃん……。

我慢してた分吐き出しても良いですよ。

きっと旦那様が許可してくださいます。

私と旦那様でお嬢様を他国の知人の元に辿り着けるように致します。

相手の方は忌み子話を知って理解している方です。

坊ちゃんもそこは安心してください。

万全の状態でお嬢様だけだとしても他国の知人には会えるようにこっそり私と旦那様で動いております。

私と旦那様にとって坊ちゃんもお嬢様もどちらも大切なのです。

どうか……旦那様の許可が出るまでどうか耐えてください。

坊ちゃんには魔力操作と魔力の扱い方をできるだけ多く覚えてください。

お嬢様を救いたければ坊ちゃんも強くならなくてはいけません。

坊ちゃんにはお嬢様の無事が分かる痣がございますからお嬢様を信じてください。"」



物凄いこと言われたんだよなぁ……。

魔法属性と魔力量測りに行く日が危ないってのをばぁやと父さんは理解して準備をしたんだろうな……。

そんな事は今どうでといいや。

その後父さんとの対談思い出したいんだ。

父さんの顔みながら気になる事は聞いたりしていたかも?

そもそも俺の時みたいに堂々と会えよ!

そう思って聞いたら難しい顔しながらなんか言われたなぁ……。

もう一度思い出していけば分かるだろ。



「……お父さん……アトラスって誰?」


「まずはそこからか。

お前の名前だよ。

ちなみに父さんが考えた。

アトラスの片割れは女の子でアリアナって言うんだ。

あれは双子だったからと二人を引き離して暮らすことにさせてあとは放ったらかしだった……。

だからな2人には父さん側のメイドと執事をつけたんだ。」


「ふーん。んで?妹って可愛いの?」


「アトラス……。

妹にしか興味が無いのか?」


「アリアナか……。

じゃぁアリアだね!」


「…………。

おっ!愛称か。

そっかぁ……。

愛称はアトラスが考えくれるのか……。

アトラスはアティかな?」


「それ原型とどめてない……。」


「そうなる場合もあるという例えだ……。」


「お父さんってさ…。

名前考えるのは上手いのに愛称になるとダメになるのなんで?」


「そんなことは知らん。」


「普通にアトラでいいよ。」


「お前がそれでいいなら好きにしなさい。」


「お父さんってさ……。

どっか抜けてるとか言われたりしない?」


「まさか子供に言われるとわな。」



ちょっと楽しい会話だったけど困ったような顔をする父さんってもう見れないのかなぁ……。



「ねぇ……僕達の名前わかったけど色々説明飛んでる!」


「アトラが名前から気にすると思ってなかったんだから仕方ないだろ。」


「事勿れ主義みたいにならないでよ!」


「子供なのに手厳しい……。

まぁいい。

お前達を離れ離れにしたってのに図々しいとすら思える。

あれが2人の世話しない癖に長男のアトラスの名前だけ聞きに来たりとかあとはあれだ。

忌み子である双子の妹は魔法属性と魔力量が望むものじゃない時は要らないとか言われたな……。

元々要らなかったと思ってたんだがな……。」


「……はぁ?」


「アトラ!とりあえず落ち着け。」



俺の異変に気づいた父さんになだめられたけど止められなかったなぁ……。

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