第一話 遂に、遂に手に入れた
初投稿!
漢字、国語苦手だけど頑張ります!
マイペースに書いていきます。
よろしくお願いします。
皆は特別についてどう思うかな。
カッコいいかな、嬉しいかな、まぁ色々だよね。
僕の特別は、突然変異によって生まれたどんな血液型の人にも適合する血、世間では確か適合血って呼ばれてたかな。
まっ今となってはどうでもいいか。
このことを知った時の気持ちは今でも忘れないよ。
飛び跳ねたさ。
でも、そのせいで世界中からやってくる科学者に体のあちこちを調べられ僕は自由を失っていた。
僕は自由が欲しかった、ただそれだけの気持ちでいっぱいだった。
窓の外を見れば僕と同じくらいの子供たちが遊んでいるし、中高生になればパートナーもいる人もいた。
僕には無縁のものだけどね。
でも、楽しそうな人を見るのは大好きだ。
だけど、限界が来てしまった。
自由を求め始めたんだ。
いいな、いいな、僕もしたい、僕もやりたいって。
だけど、逃げられない。
そこで僕は天国に行くしかないと思った。
研究室を抜け出し研究所の屋上まで駆け上った。
「ここから飛び降りれば自由になれるよね。なれるよね」
あぁ、まるで飛んでるみたいだ。
僕は死ぬ直前に自由の虜になってしまった。
もっと色んなことしたかったな…
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「かわいいわねぇ」
「そうだね」
は?生きてる?いやいやかなりの高さだったよ。即死する高さだよ、ていうか誰の声。声のするほうを見て確かめてみたけどマジで誰。
ん?僕、赤ちゃんになってる?あー異世界転生ってやつか、てことは親だな、親。
「名前はそうねぇ、イコルにしましょ」
「いい名前だと思います。奥様!」
新しい名前貰っちゃった。そんなことはどうでもいい、せっかく異世界転生したんだから、これからはやりたいことをして生きていくんだ~!!!
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