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4月27日 悪妻の日
俺はこっそりと階段を降りていった。
理由は一つ妻にバレない様にだ。
もしバレたら何を言われるかわかったものでない。
しかしこれはどうしようもない。
「あなた?」
「はい!」
気がつくと後ろに妻が立っていた。
「何しているの?」
「いや。ちょっと。」
「食べ足りなかったですか?」
「えっと何がかな?」
「台所に行こうとしていたのかなと思って。」
「そんなわけないじゃないか。トイレだよトイレ。」
「なら何でそんなこっそりと行くんですか?」
「起こしちゃ悪いからね。」
「そう?」
「そうだよ。」
「心配しちゃいましたよ。健康の為の食事なんですからね。」
「わかっているって。」
妻に釘を刺されて私は仕方なく自室に戻ることにした。
流石に3食で茶碗一杯の米は厳しすぎるが空腹に耐えながら寝るとこにした。




