6話 クラスの雑魚ども全滅!!戦いは次のステージへ……ってか?
矢野を殺した俺は面白い趣向を思い付いた。残った10名程のクラスメイトを机で作ったリングに上らせる。
「今からみなさんに殺し合いをしてもらいます」
ってパロディはよくあるけど、それから本当に殺し合いが始まった例ってあるの?
ありまああああああああああああす!!!
「ルールはシンプルだ。机から降りたり落ちたりしたら撃ち殺す。最後まで残ってたひとりを助けてやる。10分後に2人以上リングに残ってたら全員殺す。さあ大乱闘の始まりです!」
そこからは阿鼻叫喚だ。
自分が生き残りたいがために必死で他人を蹴落とすクラスの連中。髪を引っ張り、噛みつき、殴り、蹴り、歯を折り、ひとりまたひとりと落下し撃ち殺される。
醜い。醜すぎる。こいつら本当に人間か?
さっきまで身を寄せ合っていたのに。生きるためにテロリスト側についた俺をあんなに睨みつけて非難していたのに。
結局は自分が一番可愛いのだ。
「一皮剥けば動物か」
俺はその光景をスマホで撮影していた。コイツらの親に会うことがあれば見せてやろう。コイツらが俺をイジメるように育ったのは親にも責任があるからな。
そして10分後。
「ひひひ!ぶひひひひひ!!生き残ったのは僕だああああああ!!」
オタク野郎の落合がまさかの生き残りだ。まあ強い奴から狙われてたからな。落合はちょうど真ん中で丸まってて、最後に近寄って来た女子を突き飛ばしてラスワンになった。棚ぼただ。
落合ーーコイツは俺が居なきゃイジメられてた筈の人間だ。臭くてブサメンでキモい。俺のおかげで今まで生きて来れたようなものだ。
まあルールはルールだし殺さないでおいてやるよ。
「やった!生き残った!!生き残ったぞおおおおおおおおおお!!」
「おめでとう。家に帰っていいよ」
「やったあああああ!!ママに会える!ぶひいいいいいいいい!!!」
机からぴょんと飛び降りると、廊下に出て走っていった。しばらくして銃声が聞こえた。
あれ?ひょっとして外のテロリストに殺されたか?
間抜け過ぎるぜおい……他のクラスメイトも浮かばれまい。
「しかしこれだけの地獄を創り出しておいて、顔色ひとつ変えないとはな。まさに創造主か」
「この程度が地獄?たかだか20ちょっとの肉塊だろ。アンタらの地獄ってのはぬるいんだな」
「なっ……!!?」
俺は近くにあったクラスメイトの頭部を持ち上げる。確かバスケ部だったか。俺によくボールをぶつけてきてくれたよな。名前は忘れたが。
窓から放り投げて、運動場のバスケットゴールにシュートする。う〜ん、3ポインツ。やつは浮かばれただろう。
その光景を見て、蒼ざめる下っ端テロリスト達。
「コイツ、完全にイカれてやがる!!」
「テロリストの言葉とは思えねえな」
「てめえ、良心は痛まねえのか!?」
「良心よりは虫歯の方が痛むかな。ほれパス」
近くにあった生首を蹴ってパスしてやると、下っ端テロリストはどすんと尻餅をついた。度胸ねえな。やめたら?テロリスト。
すると部屋の扉が開き、鈴木を連れて出て行ったテロリスト達が戻ってきた。
「ただいま戻りましたー」
「おう、おつかれ!具合はどうだった?」
「最高でしたね!けど死んじまったんで、死体フェチの奴にあげてきました」
鈴木も死んだか。
「さて、クラスの連中は片付いたぜ?そろそろ案内して貰おうか。アンタらのボスのところにな」
「ククク……いいだろう白神。お前にはその資格がある」
遊びは終わりだ。天下布武だ。
これからこの中学校を手中に収めるのだ。
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