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鍛冶場作り


炉は完成したが、いつまでも雨ざらしにしておくのも良く無いと思うので、次は鍛冶場の制作を行うことにした。

この村は基本土壁で作られている。木造の家は村長の家くらいだろうか。

俺は折角レンガと言う物を作ったんだし、レンガ作りの家にしようと思う。

何となく昔の工場とかのイメージってレンガ作りだしな。

とは言っても全くレンガが足りていない、頑張って作ることにする。


今回は炉として作る訳じゃないし、多少割れても気にしない。割れたら粘土で埋めれば良いしな。

と言う訳で、知り合いの子供たちに声を掛けて、みんなでレンガ作りをお願いしてみた。

前に指輪を上げた子とかはお礼と言うことで手伝ってくれたし、男の子は粘土遊びの延長なのと、後はやっぱりドワーフの血の性かモノ作りが好きらしく、喜んで手伝ってくれたのだった。

御蔭でレンガ作りは1ヵ月程度で終わってしまい、鍛冶場作りも1ヵ月程度で終わってしまった。


まぁ、子供が作った物だから形は多少歪だったが、これはこれで味が有って良いかもしれない。崩れることさえ無ければOKである。

何しろ自分の城が出来たんだ、とっても嬉しかった。


「さぁ、みんなで食べてね。」


マミーがオヤツを持ってやってきた。

俺がマミーにお願いして作ってもらった物だ。

まぁ、一応完成記念パーティだからな。


ただ、芋を蒸した物や、小麦粉を練って焼いたものしか無いのは勘弁して欲しい。

家もそれほど裕福じゃないんだ、すまない…

でも、子供たちはオヤツが食べられるだけで嬉しいらしく、喜んで食べてくれた。


次も何か有ったら呼んでくれよなってありがたいお言葉と、次は俺も手伝うことを約束し、こうして俺の鍛冶場作りは終わったのだった。


もう家を作るのはお手の物です。

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