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辞書の中の世界。
辞書の中にある言葉でのみ、表現される僕の環境は何か、漠然と虚しいモノです。
それでも、言葉以外でしか表現できないモノは確かにあって、それが中々伝わらなくてもどかしいのだけれど、凄くその伝わらないモノが温かいのです。
好きとか嫌いとか、そう言ってしまえばとても陳腐になってしまうし、物足りなさが込み上げてくる。
言いたいことは確かにそう、好きとか嫌いなんだけれど、違うんだ。もっと、言葉で表現できないモノ。
僕の見てる、見えてる、見る世界は辞書の中で完結してしまうのだろうか。