表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/139

そのよんじゅうさんです。

 〜夜切 夕の場合〜



「……ふぅ」

 無心でノートに英単語を書き連ねるという作業を止め、休憩に入ろうとすると目の前に緑茶が差し出された。

「頑張っているようじゃのう」

「萬……」

 どうやらこれは萬からの差し入れらしい。はありがたく受け取ると、そのまま緑茶を啜った。

「……まぁ、明日からテストだからな」

「良い順位は取れそうかの?」

「それ、聞くか?」

「……すまぬ」

 萬が頭を下げてくる。

 分かってもらえたようで何よりだ。

 目を当てられないような順位を取れば、いつもは温厚な綾香あやかさんの顔が般若と化す。

 なので、俺は絶対に毎日の勉強だけは欠かさずに行なうようにしてきたのだった。

「ま、まぁ、おぬしなら大丈夫じゃろ。なんだかんだでおぬしは頭が良いからの」

「なんだかんだは余計だ」

 コイツは普通に人を褒められないのか。

 だがまぁ、これまで必死に勉強してきたのだ。

 名前でも書き忘れない限りは30番以内は固いだろう。

「……それに今は俺より、あいつの事が心配だ」

「む? あいつとは誰の事じゃ?」

「全教科赤点を取りかねないクラスの馬鹿の事だ」

「それはまた……」

 勉強を教えてくれと、あまりにも泣き付いてくるので、ある程度は教えてやったが……。


「……あいつ、きちんと勉強しているだろうな……?」



 その頃の古海。

 爆睡中。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ