表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/139

そのさんじゅうごです。

 夏実さんが赤点の危機に晒されています。


「そういえば、前に英語の小テストがありましたよね。夏実さんはそのテストの点数はどのくらいでしたか?」

「5点ー……」

「……あの、小テストは10点満点ではなく100満点のものだったと思うんですが」

 それにあの英語の小テストは英単語の書き取りで、それほど難しくはないものだったと記憶しています。

「だってソフトで忙しくて勉強をやる暇がなかったんだもんーっ!」

「それはそうかもしれませんが、それでこの点数は……調子でも悪かったんですか?」

「正真正銘、わたしの全力だよーっ!」

 遂にわんわんと泣き出してしまう夏実さん。

 泣いてもどうにもならないというのに、仕方のない人ですね……。

 溜息をつきつつも、せめて夏実さんが赤点だけは取らないようにさせようと聞いてみました。

「実際の所、赤点になりそうな教科はどのくらいあるんですか? 数学以外だったら私、教えられると思いますが……」

 数学は私も苦手ですので。後できちんと先生に聞かないといけませんね……。

「……」

「……夏実さん?」

「え、えっとね、人には得意不得意があってね、わたしは運動が得意だけど、苦手な分野もあって、それが勉強でね……」

「何教科あるんです?」

「ど、努力に努力を重ねた結果、全教科──」

「今日から放課後、教室に残って勉強しましょう。勿論、その間のソフトの自主練も禁止にします」

「そんなーっ!?」



 思った以上に夏実さんの学力は危機的状況にある事が分かりました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ