そのにじゅうです。
お兄ちゃんが非常に面倒くさいです。
「ああ、今日のふわは違った制服を着ているからか、いつも以上に可愛いね! 勿論、ふわが何を着たって可愛いんだけど!」
「お兄ちゃん。お世辞はいいのですので、とりあえず離してくれると……」
「お世辞だなんて! ふわの可愛いさといったら日本中、いや世界中が認めるくらいの可愛さなのに! 全く、ふわは謙虚だなぁ。そういう所も含めて僕は好きなんだけどね?」
「そういうのは本当にいいですから。横で夜切君が引いてるじゃないですか……」
ブツブツと夜切君が「綿々がブラコンキャラの可能性も……」なんて、近くで呟いていました。
いや、特別に嫌ってる訳ではありませんが、間違ってもブラコンではありませんから。
「それで、そっちの子は誰なんだい、ふわ?」
ようやくお兄ちゃんが夜切君の方を向いてくれました。
「クラスメートの夜切君です。事情があって私が家に招いたんです」
本当にざっくりと紹介すると、
「そっか、クラスメートかー……」
うんうん、とお兄ちゃんはひとしきり頷いた後、
「よし、殺そう」
「ちょっと待ってください。色々おかしいです」
目の光を消しながら、拳をパキパキと鳴らすお兄ちゃんの腕を掴んで引き止めます。
何をするつもりですか、何を。
「ああ、ごめんごめん。ふわがクラスメートを家に連れてくるとは思わなかったから、動揺しちゃってね。もう、大丈夫だよ」
お兄ちゃんが私に穏やかに微笑みかけ、夜切君に向き直りました。
ふぅ……お兄ちゃんが冷静さを取り戻してくれて一安心です。
お兄ちゃんがあのままの状態だったら、血を見かねませんからね。
「それで、糞虫──失礼、夜切君だよね? 君にちょっと裏で男同士の対話がしたいんだけどいいかな? すぐに始末──済ませるから」
「お兄ちゃん?」
前言撤回。何一つお兄ちゃんは冷静ではありませんでした。
キャラプロフィール④
名前 綿々 絹
性別 男
年齢 17歳
誕生日 11月30日
血液型 A型
身長 175cm
好きなもの 妹
嫌いなもの・苦手 妹に近づく輩
趣味・特技 妹の写真鑑賞
休日の過ごし方 妹と一緒に過ごす
最近見た夢 妹とウェディングエンド
一言 夢が現実だったら……。




