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番外編 そのじゅうなな。
実はわたし達、きちゃっているんだよー。
……もう一度言うねー?
実はわたし達、遊園地にきちゃっているんだよねー。
「危なかったー……」
「あやつは勘が鋭いからのぅ……気をつけなければの」
茂みの中、わたしと秋扇さんはホッと胸を撫で下ろした。
夜切君、急にこっちを向くんだもん……危うく見つかりそうになっちゃったー。
そうそう。何故わたし達がいるかというと……出歯亀だーっ!
ふわちゃんと夜切君をくっ付けさせる為の作戦?
そんなの建て前だよーっ! ぶっちゃけちゃうと、わたしは二人がイチャイチャ、ラブラブして、ゆくゆくは一線を越えていくところを見てみたかっただけなんだよーっ!
流石に『自主規制』シーンは見られないと思うけど、キスシーンくらいは見学してもOKだよねー!?
というより、そのくらいは見ないと割りに合わないんだよーっ!
それではいざ、と嬉々としてわたしが双眼鏡を構えようとした時、わたしは秋扇さんが辺りをキョロキョロと見渡していることに気がついた。
「……」
「? どうしたんですか秋扇さんー?」
「……何か邪悪な気配がして、の」
「な、何かいるんですかー?」
「いや……多分気の所為じゃよ。気にせず出歯亀を続けていこうとするのじゃ」
「はいー……」




