そのじゅうです。
負けました……。
「ううっ……」
「やっぱり駄目だったねー」
夜切君の馬鹿……よりによって教室であんな事を……。
結局、話をする事も出来ませんでしたし……。
昼休みが終わって授業中だというのに構わず私は泣き続けていました。
そんな私に夏実さんは、
「えっと……綺麗な下着だったよー?」
「夏実さん……それは何の慰めになってません」
「あれ? あれー?」
要らぬ天然を発揮してました。
寧ろ、夏実さんにもしっかり見られたという事実に更に落ちこみました。
「確かに綺麗だったが、綿々が着けるには少々、大人っぽすぎて似合ってないような気がする」
「感想を言った挙句、駄目出ししないで下さい」
その原因となった張本人は横で何食わぬ顔で呟いてました。
それとそれは私が子供っぽいって言いたいんですか?
「夜切君のせいで死ぬ程恥ずかしい思いをしたじゃありませんか。どう責任をとってくれるんです?」
夜切君に恨めしげな視線を送ると、何故か夜切君は私の足のつま先から頭までをじっくりと眺めました。
「惜しい。あと六年くらい早ければ『嫁にもらってやる』と言えたんだが」
「何の話をしている上にそれはどういう意味です?」
「わーっ、ロリコンだー」
夏実さんの非難の目に夜切君は「違う」と首を横に振ります。
「俺は確かに小さい女の子が好きだが……正直、女の子だったら何でもいいんだ」
「堂々とクズ発言をしますね」
「じゃあ、熟女もイケちゃうのー?」
からかうような夏実さんの言葉に夜切君は首を傾げます。
「え? 熟女って女性に含まれるのか?」
「全国の熟女の皆さんに謝って下さい」




