表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/103

第41話  初めての3人・・・・・・・・

夜が楽しみですね!

「じゃあ! 帰るか!」

「はい! ご主人様!」

「はい 主様」

 俺は今晩の楽しみを考えながら部屋の中央にある魔法陣に向かって歩き出した。

 レイとアマネも後ろについて来ている。

 一緒に魔法陣に入り、元の小部屋に戻った。


 小部屋の壁に刺さっている、水龍の太刀を見て大事な事を思い出した!


「そういえば、アマネの装備が無いな・・・ 武器はとりあえずアマノムラクモを使ってくれ。防具は町に戻ってから買う事にする」

「はい、わかりました。ただ、防具の方はあまり必要ありませんが・・・」

「どう言う事だ?」

「私たちの封印が完全に解かれていれば、武器との同期が常に可能なので、力の相互交換ができます。なので戦闘中には身に着けている物が、オリハルコン並みの硬度になります」

「そ それは凄い便利だな・・・。 レイは無理なのか?」

「はい・・・ そのようです。レーヴァテインを持っている時は大丈夫なのですが、他の武器では無理でした・・・」

「まあ それはレイの責任では無いし、そのうち何とかなるだろう! 気にするな!」

「はい・・・ ご主人様!」

「主様! 一つ提案があります」

「ん? 何だ?」

魔杖まじょうカドゥケウスをお探しください。あの杖の中にいる者なら、何か分かるかもしれません」

「杖の中の者? ということは、他の魔武器の中にも誰か居るのか?」

「確証はありませんが、私たちは同じ存在です。なので、可能性が高いのです。あとカドゥケウスはこの世の全ての魔法を使う事ができる唯一の杖です。現在では失われた魔法を使えば、何とかできると思います」

「それは凄い杖だな! よしわかった! 次はカドゥケウスを探しに行こう!」

「ご主人様ありがとうございます!」

「はい 主様」

 と俺は言ってから気が付いた。探すと言っても目当ての物がすぐに見つかる事は、まず無いだろう・・・。

 このダンジョンにあった魔武器が、アマノムラクモだと分かったのも、実際に目で見てからしか分からなかった。・・・とりあえず、大陸を渡ってから考えるか・・・。



「あと、アマネはどんなスキルを持っているんだ?」

 アマネのステータスを俺が覗けば済むのだが、覗いた後でこのスキルは何だ? とか聞くとなんかイヤラシイ感じがするので、本人に聞いてみた。


「そうですね・・・ 『剣聖』と『ブレス切断』と『水付加』です」

「ブレス切断? どんなスキルだ? あと水付加とはレイのスキルと同じ物か?」

「ブレス切断はドラゴンなどが出すブレスを斬って無効化します。水弾や火弾も斬る事ができます。水付加はレイさんと少し違って、剣の切れ味を極限まで高めます。魔法が掛かっていない限り、斬れない物は無いと思います」

「・・・そうか。 やっぱり二人のスキルはチート並みに凄いな・・・」

「チート? ですか?」

「あぁ! 物凄いってことだ!」

「そうですか ありがとうございます」

 本当に反則級のスキルだよ・・・。

 全部集めると、世界征服ぐらい簡単にできそうだ!

 まあ そんな事をしたら職業が魔王になってしまいそうなので、しないけどな。


「よし! 今度こそ帰るか・・・ と思ったが、この水龍の太刀を持って帰らないとな」

「そうですね! クリスさんのお土産ですからね!」

「クリスさん?」

「ああ この町に来るまで一緒だった仲間だ。あともう一人アイシャも居る。この後に王都に向かう事になるから、また一緒に旅をする事になる。仲良くしてくれ」

「はい わかりました。主様に恥を掻かかせないように気を付けます」

「そこまで、固く考えなくても大丈夫だぞ・・・ まあいいか!」

 俺は壁から剣を抜いて袋にしまい、全員で帰りの魔法陣に入った。



 帰り道も俺の魔法でサクサク倒しながら順調に進んで行く。

 神殿の外に出たのは、日が沈んだ頃で西の空がまだ少し明るい時間だった。

 町に向かって山を下りて行く。

 町の入口には、入った時と違う騎士団員二人が立っていた。


「これはアキラさん! レイさん! と・・・・・・?」

「ああ!この人は名前はアマネといって、しばらく神殿の中で動けなくて、俺が見つけて助けたんだ。これからパーティを組む事になったから、よろしくな」

 本当の事を話す訳にはいかないので、それとなく誤魔化しておく。


「そうなんですか・・・ それは大変だったようですね。今日は宿でゆっくり休んでください。このあとの神殿の探索は明日から再開するのですか?」

「いや もう探索は終わったから、クリスとアイシャの仕事が終わるまで、ゆっくりさせてもらうよ」

「もうですか! まだ半日しか経っていないと思いますが・・・・?」

「ああ 最深部まで行ってこの杖を取って来たからな」

 袋から龍波の杖を取り出して見せた。チート武器であるアマノムラクモは見せびらかさない方が良いだろう。


「はぁ~ これは見事な杖ですね・・・ あ! いえ失礼しました! 決して疑ったわけではありませんので・・・ 流石はアキラさんです。」

「ありがとう。 じゃあ俺達は宿に行ってゆっくり休むとするよ」

「はい。ギルドの方には私から、探索が終了したと連絡しておきます」

「頼むよ。あと明日にはクリスとアイシャに直接会いに行くと伝えておいてくれないか?」

「はい。承りました」

「それじゃあ」

「ゆっくりとお休みください」

 俺達三人は宿を目指して歩いて行く。

 向かった先は、今までと違う宿にした。

 何度も利用した所で、いきなり女性が増えて1部屋を借りると、なんとなく恥ずかしい気がしたのだ・・・。


 宿自体は1ランク落ちる程度なので、それほどの差は感じない。

 部屋に入って、荷物などを置いたら夕食を食べに行った。

 がっつりと肉を食べて、スタミナを付けて今晩に備えた。

 部屋に戻り少し腹を休めてから風呂に入る。今回は俺が先に入り、レイとアマネが二人で入る。お楽しみは取っておく派だ。

 二人が風呂から出てきて、俺の待つベッドへ近付いてくる。薄暗い部屋で浮かぶアマネの豊満なシルエットに、俺の興奮度が高まっていく!

 順番は初めてのアマネからで、レイが緊張をほぐしてあげる。というスタイルでする。その後はもちろん三人一緒に・・・・・・。


「主様・・・ よろしくお願いします・・・・」

「任せておけ・・・」

「ご主人様に任せれば、大丈夫ですよアマネさん・・・」


 こうして俺は異世界で初めての3Pを体験した。もちろんリアル世界ではドーテーだったので、こっちで卒業させてもらったのだがな・・・・。流石!異世界は凄い所だ!

 体力の心配があったが、全く尽きる事が無かった。なので二人を十分満足させたと思う・・・。

 そして、清々しく次の日の朝を迎えた。

昨晩はお楽しみでしたね! って感じです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ