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第4話  旅の準備

良い思いをしたら、旅の準備ですね!

 俺とレイは身支度を整え、レイが作った朝食を食べる。

 レイの服装は占い師ではなく女戦士風の軽装備だ。

 パンとスクランブルエッグとオニオンスープを食べる。なかなかの味だ。

 朝食を食べながら思う。

 通常のイベントでは最後に超魔王を倒せばクリアだが、今回もそうなのだろうか?


「なあ、レイ・・・。これから何をしたらいいんだ? 超魔王を倒すのか?」

「え? 超魔王ですか? 倒したいのでしたら、お共します」

「あれ? 魔王討伐がレイの目的じゃないのか?」

「はいそうです。私がご主人様を探していたのは、私と同じ魔武器を見つけて欲しいのです」

「魔武器?」

「『聖剣せいけんエクスカリバー』『神刀しんとうアマノムラクモノツルギ』『魔杖まじょうカドゥケウス』『雷槌らいついミョルニル』『魔槍まそうゲイボルグ』の五つです。私と同じような存在で、理由は分からないのですが、なぜかご主人様に集めて頂かないといけない気がします・・・」

「なるほど・・・」

 そういうイベントなのだろう。

 しかし! なんと厨二病をくすぐる武器だ。

 過去のイベントでランキングトップしか貰えなかった武器だったはず。そいつらを見つけて、殺してでも奪い取るをすればいいのだろうが、それは難しそうだ。なぜなら俺は睡眠時間を削って、課金もしてランキングは大体2、3位だった。1位の人は絶対イベント中寝て無いだろ! っていうぐらい常にログインしていた。そんな俺より上のランキング者が相手だ。しかも、厨二武器を持っているだろう。


「その武器を持っている人から奪えばいいんだな」

「いえ。 その武器は封印されていますので、ガーディアンを倒して封印を解除します。」

「そうなんだ。で、どこに行けばいいんだ?」

「各大陸に一つずつあると思います。なにぶん過去の記憶なので詳しい場所までは分かりません。武器がある大陸に渡れば感知できると思います」

「なるほど・・・」


 対人戦ではないようだ。だったらゲームのボスだし問題無いだろう。

 なにせ、俺の能力値はカンストだ。後は装備を揃えてフルボッコにするだけだ。

 防具は多分、オリハルコン一式で大丈夫だろう。特殊効果も防御力も最強ランクだ。

 必要な素材を思い出す、まずはオリハルコンゴーレムが落とす『オリハルコンの塊』、次に皇龍こうりゅうが落とす『皇龍こうりゅうの宝玉』、更にフェニックスが落とす『不死鳥の炎』、最後に太古の遺跡内の最深部にある『古びた装備』を『神の泉』へ投げ込むと完成したはずだ。

 ん? でもこれを揃える頃にはラストダンジョン手前だよな・・・。

 え~と他の防具は・・・ なんか考えるのがメンドクサイな・・・。行った先で装備は考えるか。

 そう簡単にダメージは受けないだろうしな。

 当たらなければどうという事は無い!


「よし! 旅にでるからまずは支度をしよう。消耗アイテムなんかを買わないといけないからな」

「わかりました。私は今1万Mミールほど持っていますので、買い物に行きましょう」

「いや。買い物はギルドクエストの報酬でしよう。そのお金は持っていてくれ」

「よろしいのですか?」

「ああ 戦闘の練習もしておきたいからな」

「わかりました、ではギルドへ向かいましょう」

 旅に出る前に確かめる事が沢山ある。

 まずは俺の戦い方だろう。いくら能力が高くても実際の戦いなんてしたことがない。日本で刃物を振り回していたら逮捕されてしまう。アメリカなどの海外ならら射殺の危険もある。だから、最初の村周辺なら状態異常攻撃もまだ無いし練習には丁度良いだろう。

 あとは、魔法だな。攻撃魔法を使うには、杖かそれの代替となる装備が必要になる。しかし、杖はこの大陸には売って無いはずだ。ただ回復や補助魔法ならそのままで問題無く使えるはずだ。

 ギルドクエストをするついでに確認しよう。


 俺とレイは冒険者ギルドへ向かう。

 ギルドの中に入ると、体格のいい男や女が数人座って何か話している。

 クエストを受けるには、まず登録をしなければならない。

 俺は受付に向かう。


「ギルドの登録をお願いします」

「わかりました。ではこの箱に手を乗せてください」

 俺は受付の事務員みたいな恰好をした女の人に話かけた。

 箱に手を乗せると何かカードが出てきた。多分ギルドカードだろう。

 受付の人がカードを見ながらノートに何か書いている。


「はい 登録が終わりました。ギルドカードをお渡しします。クエストの説明もしましょうか?」

「お願いします」

「あそこの依頼板に貼り付けてある依頼書を持って、この受付でギルドカードと一緒に提出してもらえれば受注できます。ただ自分のランクの一つ上までしか受注できませんので注意してください」

「なるほど。わかりました」

「では、これもお渡しします」

 俺は説明を受けて、カードとアイテム袋(小)をもらった。

 この袋はクエストの説明を聞くともらえるアイテムで、小さいサイズながらアイテムが40個入る。大きい物でも小さい物でもサイズに関係無く入っていく。いわゆる四次元ポ○ットだ。

 ギルドランクが上がると更に大きい袋がもらえる。


 カードを見ると、名前『アキラ』とランク『G』としか書いてない。簡単な内容だ。

 ランクはS~Gまであるが、超魔王を倒すとSSランクのクエストが出てくる。もちろん敵は超強いし、ボスも超魔王より遥かに強い。魔武器収集がSSランクではないと願いたい。


 依頼板の前に行くと、依頼書が5枚貼ってあった。

 Fランク3枚『レッドスライム討伐』『ドラゴンもどき討伐』『ミニトレント討伐』の依頼とGランクは2枚とも採取依頼だ。採取は面倒臭いので討伐でいいだろう。

 俺は3枚とも持って受付に行く。クエストは同時に3つまで受注できるので大丈夫だろう。


「はい 受注処理完了しました。がんばってください」

 クエストを受注した俺とレイはギルドを出て歩く。

冒険者らしくギルドクエストをやっていきましょう!

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