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9月7日のキミ
9月7日火曜日
歌河さんが心を読めることを知った次の日
俺はなにも考えない修行をしてきた。
そう、今の俺はお坊さんもびっくりなほど純情だ。
そう、、、
「おはよう!凛音くん!」
くっ、まぶしい、、俺には刺激が強すぎる、、、!!
「即落ちにもほどがない?凛音君」
なんで歌河さんは僕に話しかけてくるんだ!
それに心が読めることも他の人は知らないみたいだし、
「なんでなんだ?」
「それはね、君は私に完璧を期待してないからだよ。あと少し変わってるから覗いてて面白いの!ふふっ」
今なんて言った?
僕はいたって普通の男子高校生だぞ?
「いたって普通の男子高校生は心が読めるってわかったら怖がるし近づいてこないよ??」
うーん?
そうなのか?怖がったほうがいいのか?
でも歌河さんから離れるのはこの子が隣の席な限りむりだしな、
それに、「そんな少し変わったいたって普通の男子高校生もいるかもだぜ?」
「それありなの⁉」