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死神との出会い

「避けろ。避けたら次に繋げろ。」

始不死種から格闘を学ぶ龍二は、ボロボロだ。

反論もできないくらい、集中している。


星属性の身体強化を使う龍二。

それに合わせて、始不死種も星属性の身体強化を使う。

差は埋まらない。


「魔法に逃げるな。今は、技術を上げる時だ。」


それから、龍二は倒れるまで、訓練が続いた。


一郎は、始虫と始妖精から魔法をならっていた。

「こだわりないなら滅び属性を鍛えた方が良いよ。単純に強いから。」


「私のオリジナル魔法の喰滅虫覚える?」


「一郎に知性あげてもらう前のあんた、さすがね。名前だけでやばいのわかるもん。」


「それって、覚えていいやつなんですか?」


「適正2%なら大丈夫でしょ。」


龍二が倒れている間に、上空に喰滅虫の魔法を放ったら、空間ごと、空がえぐられた。


「やばっ!」


空間が削れたことで、別空間からこっちを覗いていた1人が落ちてくる。


地面に直撃する少女。


皆があっけにとられている。


「何が起きた?ここどこ?」


始不死種は異変に気づき、すぐにやってくる。

少女は、ボロボロの闇を思わせるマントと背丈より大きい鎌を持っていた。


「死神?」

一郎がつぶやく。


少女は、ぼーっとしている生気のない目で、一郎を見る。

何かしようとした死神を掴むことで止める始不死種。


少女は目を見開く。

「おいしい!」

掴みかかられながら、満足そうに恍惚の表情になる少女。


始不死種は、呆れたように言った。

「死神だな。一郎たちが持ってきた脅威の一つだ。私には、寿命がないから脅威ではないが。」


少女は、どんどん始不死種から寿命を吸い取る。

始不死種は、死神にドレインの魔法を使う。


お互いに吸い吸われ、いつまでやっているのか始虫と始妖精はあくびをしながらその光景を見ていた。

始不死種は、死神を完全にドレインで倒し切る。


「え、私も死ぬんだ。まあ、寿命これだけもらえたからいいかな。最高だったよ。お嬢ちゃん。」


死神が光の粒子になって消える。

始不死種は微妙な表情だ。

何か変なものでも食べたような感じだ。


一郎は、始不死種に殴られる。

「なんてもの世界に落としてくれてるんだ。あの魔法は禁止だ。」


一郎は、殴られた腹をさすりながら、頷く。



その夜。

皆が寝静まったタイミングで、始不死種は、背丈より大きい鎌で空間を裂く。

「やりたい放題の能力だな。」


死神の世界には、倒したはずの少女が待っていた。


「やっほー。まさか死ぬとは思わなかったよ。」


始不死種は、見て見ぬふりをして、空間を裂き、元の場所に戻った。

「通行料はもらうよ。寿命1万年分。」


ため息をつく始不死種。

「厄介な奴⋯。」

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