リリエット再び
リリエットが、宿を訪ねてきた。
そう言えば、リリエットは浄化とか必要ないのだろうか。
一郎は、若干セクハラめいたことを考える。
「ん?なんか一郎が、意味わからんこと考えている気がする。」
一郎は正直に言った。
殴られる一郎。
「私は、浄化の魔道具持ってるから。」
「ああ、それならよかった。それで、そちらのお二人は?」
「今、組んでる二人。なんだけど、行き詰まってて、一郎!力を貸してほしいの!」
「僕は、弱いですよ。一郎です。」
自分の弱さを伝えつつの自己紹介。
リリエットの後ろの二人の反応は。
「変な人だな。俺は、カイン。よろしく。」
「私は、それなりに強いと思うわ。アイシーよ。」
リリエットLV107
カインLV126
アイシーLV109
一郎LV1
「こりゃあ。確かに、弱いな。」
「リリエット。さすがに合流はおすすめできないわ。」
「⋯なんか、すみません。」
「あと、もう一人紹介したかったんだけど⋯。」
「龍二君ですか?彼は、セティって人とパーティ組むそうです。」
「そうなんだ⋯。」
少し残念そうなリリエット。
「一応、リリエットが来たことは、龍二にも伝えておきます。」
「うん。ありがとう。」
「それで、ぶっちゃけ何が必要なんですか?」
カインとアイシーは、リリエットを見る。
「お金。」
「いくらくらいですか?」
「あと、4500貨くらい。」
「わかりました。これを換金しましょう。」
「それって、妖精の魔力結晶か!」
「バカ。早くしまいなさい!」
カインとアイシーが、慌てる。
リリエットは、困ったように笑った。
「それはとってもありがたい話だけど、だめよ。それで、私がなんとかなっても、私の矜持はそれを許さない。」
「すみません。あなたのことがまだわかっていなかったようです。」
「いや、全然わかってると思うぜ。リリエットの奴、一瞬すごい目で、妖精の魔力結晶を見てたから。」
「余計なこと言わないの!」
カインは、アイシーに杖で殴られていた。
「お金は、欲しいが納得する金じゃないとだめ。しかも4500万。さすがに、無理があるのでは?ちなみに期限とかもあるんですか?」
「あと、2ヶ月くらい。」
カインとアイシーは、ため息をつく。
リリエットは、若干暗い顔だ。
「とりあえず、この村でやれることやりましょう。」
「そうだな。」
「片っ端から依頼を受けましょう!」
そのころの龍二はと言うと、セティといっしょにグリーンボールを倒していた。




