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登場人物(ゆるい)

 ◆主人公組


童子式神(どうじしきがみ)

 童子の姿をした式神。紫色の装束とミズラが特徴であり、四歳ぐらいの子供の姿をしている。童子の姿をしている式神なので童子式神。

 越久夜町(おくやまち)にいる式神であり、壮大な主の野望を叶えようとしている。

 語尾に「~っス」をつけがちで、敬語を使うが所々言葉使いは荒々しい。性格はやれやれ系を装っているが感情表現は豊か。

 自らが何だったのかを忘れてしまっており、わずかな記憶や思いで主とは別の願いを叶えようとしている。

 度々思い出す記憶や思いに翻弄されている。しかし覚えている事柄も忘れてしまうこともあるようで…?

 越久夜町のまばらな住宅地が拠点であり、普段はテリトリーの掃除をしている。

 度々テリトリーに侵入し、ちょっかいを出してくる 巫女式神に呆れつつも、しょうがないと悟りそれにつきあっている。

 自らを童子式神と名付け、周りにも勝手に呼び名をつけている変わり者。


巫女式神(みこしきがみ)

 巫女装束を着た子供の姿をした式神。

 巫女式神と言う名は童子式神に名付けられた。だが「()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()」という目的で人工的に作られた偽の式神なので、本来の式神の生態とは異なる。

 巫女装束(に近い衣服)を着ているが本職の巫女ではなく、人ならざる者。式神は通常人間に仕えるが、神格を持ち人ならざる者または鬼神である"鬼"が主である。神に仕える眷属という側面もある。

 そういう意味では巫女装束は理にかなっているかもしれない。

 鬼の考える「童子式神のような神を再び町に、崇拝の偶像を作ることを目指し、安寧秩序にしたい」を実現するため、神格を持ちたいと思っている。また鬼の故郷に伝わる霊鳥である三足烏(さんそくう)を模しているために、炎を出現させる力を持っている。

 何事にも好奇心旺盛で、特に童子式神に興味がありテリトリーに侵入してくるなど、話しかけては童子式神に鬱陶しがられている。

 だが持ち前の性格で、本人は全く気にしていない様子。


 ◆その他登場人物


【寡黙】

 童子式神と同じ姿をしているが性格は全く異なり、感情はあまり顕にしない。常に仏頂面をしている。自らを吾輩(わがはい)と呼び、老人言葉を話す。

 名前は特になく、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 本編では描けなかったが魔法の知識が豊富であり、魔法使いが嫌い。

 童子式神との見分け方は目つきと髪飾りの鈴。越久夜町の事に詳しい。


【冷静】

 パラレルワールドをまたぐ天の犬。または天狗やアマツキツネとも呼ばれる。

 ひとつの時間や国、時空には定住せず、太陽を飲み込み食べることを目的に飛び回っている。外(宇宙)からやってきた地球外生命体。

 そのため世界各地に似たような伝承や伝説が残っている。多くは犬や狼の姿をとる。太陽を飲み込んだ事は数回あるが、その度に邪魔が入り吐き出している。

 自身は"()()()"であり、深入りしないことをモットーに様々な者のそばで歴史的瞬間の行く末を見守り、その時空を去るという行動を繰り返している。

 彼と似たような種族は沢山おり、代表的な者は"ナイアーラトテップ"。

 鬼神とタッグを組んでいる模様。仲は良くない。

 彼が越久夜町に来た理由は、「崩壊し消失する時空を存続させる」ため。誰にお願いされたかは明かしてくれないが、加えて彼曰くヒトの願いが叶わぬ様を見るのが楽しいらしい。


有屋鳥子(ありやとりね)

 真名は天鳥船(あまのとりふね)。越久夜町を支配する一柱であり、普段は女性の姿で人界に潜んでいる。

 彼女(?)はネーハの使役者であり、人間としては魔法使いでもある。

 山の女神の右腕としてあるためにクールな性格で取り繕ってはいるが、本来は愚直で容量は良くない。女神のためなら多少の犠牲や損失は仕方がないと思うほどに盲目的になっている。女神を悩ませる悪神やライバル視している倭文神(しとりがみ)(寡黙)は嫌い。


【神代の巫女】

 太古の昔、神々の声を聞き民に伝えていたシャーマン。神の言葉を聞く能力を持っていた。

 貧民だった自らに名を与え、存在を見つけてくれた山の女神をとても好いており、恋心に近い感情を密かに抱き慕っていたのだった。

 村人から拒絶され処刑される前に自ら、天津甕星の依り代である剣で自害。その際に魂がバラバラになり、天津甕星(あまつみかぼし)の魂と混ざってしまう。童子式神の前身といえる女性。


【山の女神】

 越久夜町を支配する最高神に就いている女神。山の神の性質を持ち、森羅万象を眷属とするほどの存在力と霊力を持つ。彼女はこの星の全知全能の神・地球の分霊でもある。

 神世の巫女(人間)へ恋をした罪、また名をつけられた際に人界の時間に縛られてしまう。巫女が自害してからは無気力になり、有屋鳥子に任せっきりになってしまった。


【全知全能の神】

 ライラという少女にとても似ている。

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