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Liar2  作者: アリス
1/1

嘘と温もり


ー放課後ー

はぁ…疲れた…。何なの?校長話長い…。何回同じこと言うの…もう高校生なんだし一回で伝わるし…。それに、今朝の少年、何だったんだろ?名前聞きそびれちゃった…

「また…会えるかな…はぁ…」

「豪快なため息だね?何かあった?」

え…この声!もしかして…

「今朝の少年!」

やっぱり今朝の少年だ!

「やぁ、こんにちは。」

…あ、もしかして、独り言聞かれた…?

「ところで、誰に会いたいの?」

「えっ!?」

こ、声が…裏返ってしまった…。

「だって、さっきまた、会えるかなぁって…「あぁ!何も言ってないから!!気、気にしないで!!ね?何も言ってないから…ね?」

「ほんとに?怪しい…あ、もしかして…恋煩い?」

え…子、恋煩い…って…。

「いくらなんでもそれはない!」

「えぇー、つまんない…」

つまんないじゃないし…あ、そうだ!

「ねぇ、名前教えてよ」

「名前?」

「うん、私、杠帝歌」

「僕は、村雨瞬」

ムラサメ シュン……あれ…?どっかで聞いたことあるような……

「ねえ、何かやってた?賞取ったり、TV出たとか…」

「いや、無いけど?」

「私たち…はじめまして……だよね?」

どっかで会ったこと……ある?

「……………もちろん初めまして…だよ?」

そう……だよね……。でも、どっかで……

「……どうかした?」

「…いや、どっかで会ったことあるような……ううん、何でもない。それより入学式ちゃんと出た?君のこと見つけなかったけど?」

「ううん、出てないけど?」

平然と答えられた…え、出てない?

「なんで」

「僕今日病院だったから…ってか、瞬だよ」

「え?何が」

「僕の名前」

え、そりゃあ今自己紹介したから知ってるけど……

「あ、いま自己紹介したから知ってるけどって思ったでしょ」

Σ(・ω・;)ギクッ!!

「エスパー!?」

「いや、エスパーじゃないよ笑笑。帝ちゃんが分かりやすいだけ」

びっくりした…

「で、なんでいきなり名前?」

「だって帝ちゃん、僕のこと"君"っていう……」

あぁ、そういうこと……って、今帝ちゃんって言った?

「…わかった"瞬"…これでいい?」

「…帝ちゃん……!!!!」

「いいなら、その"帝ちゃん"やめて」

正直やめて欲しい…嬉しくないんだよね。その名前

「えぇー、可愛いのに…どうしてもダメ?」

「ダ~メ。……あ、ごめんそろそろ帰んなきゃ」

時計の針は18時30分を指してる。帰らなきゃ

「そっか、またね、"帝ちゃん"」

「…………怒るよ……」

「ごめんごめん、ほら時間時間」

「え、あぁ。うん、またね瞬」

「うん、またね……」








「また……ねぇ……また会えるかなぁ……」


~続~



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