16/20
第16話ブロッコリーの過去
「俺、実はな…
昔、ブロッコリーだったんだ。」
「いや今もブロッコリーだろうが」
「いや・・・ジョニーやルーシー達が食べるようなブロッコリーだよ。俺は秋田県の橋本農家でできたブロッコリーだった。そして、出荷されてスーパーに売られたんだ。でも・・・
『形が悪い』と、誰も買ってくれなかった・・・値下げされた値段でやっと買ってもらえたんだ。」
「それで食べられて妖精界に行ったとか?」
「いや、違う・・・っていうか、もう話すの面倒だから回想行きま~す」
「ここまで話しといて回想かよ・・・」
妖精ブロッコリーは、値下げされた値段(50円)で佐久間さん家に買われた。
佐久間さん家の息子・麗一くんはジョニーと同じく野菜が大嫌いだった。
「麗一!ブロッコリー買ってきたわよ♪」
「え~!?何で!?」
「野菜食べないと大きくなれないわよ。」
「別にいいもん、大きくなれなくたって。」
と、言いつつ毎日牛乳をがぶ飲みする麗一くん。
妖精ブロッコリーは麗一くんに食べてもらえるのか・・・?
「最後の牛乳の余談、本編と関係ないよね!?」




