第15話ブロッコリーの上にも3年
妖精ブロッコリーが突然倒れてしまった。
「ブロッコリー、ブロッコリー!」
ジョニーが何度呼びかけても返事がない。
「死ぬなよブロッコリー・・・せっかく友達になれたのに・・・立て!立って妖精界の王になれ!」
しーん・・・
「う・・・う・・・あの時・・・俺とお別れになっちゃうって時・・・泣いてくれてありがとな・・・うっ・・・」
「返事がないくらいで死んだと思ってんじゃねーよ」
「え?ブロッコリー?」
「俺はそんなにヤワじゃない。・・・といっても立ちくらみして倒れたんだけどな」
「ブロッコリーのバカヤロー!バカブロ王!」
「バカブロ王言うな!」
「あれ?そういえば妖精ブロッコリー、『妖精うお語』じゃなくなってるよ?」
しーん・・・
「え、あたし変な事言った?」
「・・・本当だ!やったー!妖精うお語使えたのは嬉しいけどやっぱジョニーと話せなきゃ嫌だもんな!」
「・・・」
「そういや、さっき俺が倒れた時に『友達』って言ってくれたよな?・・・ってどうしたジョニー?」
「だ・・・だって・・・ブロッコリー・・・人語使えるようになったから・・・妖精界に戻って・・・しまうんだろ?」
「アハハそうだな~」
「もう会えないんだろ・・・そう思ったら・・・悲しくなってきて・・・」
「バーカ
悲しいのは、お前だけじゃねーよ。俺も、ジョニーと別れるの、すごい悲しい・・・でも・・・ジョニーが俺の事『友達』って言ってくれただろ?俺はその言葉がとても嬉しかった。こんな俺でも俺を必要としてくれる人がいるって思って。」
「・・・それ、どういう意味?」
「俺、実はな・・・」




