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妖精ブロッコリー  作者: メイコ&ゆうなっち
12/20

第12話ジョニーの精とバカブロ王

「さあ早く食べろ!」

「・・・やっぱり無理。食べたくないよ・・・」

「ジョニーのバカッ」

「なぜルーシー化!?」

「・・・食え。」

ブロッコリーを無理矢理口に入れられたジョニー。

最初らへんと同じ展開!?いや違う。

ジョニーは笑顔だ。

「とてもおいしい!」

「アタリマエダ『スゴクウマブロッコリー』ダカラナ」

「王女化!?」

2人は幻のブロッコリーを食らい尽くしてしまった。

そして次の日、ルーシーと三妖精がやってきた。

「何!?もう食べた!?」

「ジョニーのバカッ」

「全てはジョニーの精だいやジョニーの所為だ。」

「「「ジョニーのバカヤローーー!」」」

「いや、漢字を間違えたお前らがバカだ」

うっうっうっ・・・

どこからか誰かの泣き声が聞こえてきた。

「何、泣いてんだ。ブロッコリー」

「俺は、ジョニーに野菜を好きになってもらう為に来た。そして、ジョニーは好きになった。だろ?」

「う、うん・・・」

「指名を果たした俺はたった今妖精界から『王女2代目になってほしい』って電話来たんだ・・・」

「妖精ブロッコリーが王女になるの!?お前女!?」

「いや違うけど。とにかく・・・俺は・・・妖精界に・・・戻らなきゃ・・・もう・・・ジョニーとは・・・会えない・・・」

「俺ら三妖精は下っぱなので自由なのでーす」

「なら王女、じゃなかった王様になって、『王様は自由令』出せば?」

ルーシーは実はかなり頭がよくオール5なんて当たり前。

なので今のような発想はお茶の子さいさいなのだ。

「頭いいな・・・」

「ちなみに余談だがジョニーはルーシーの逆、ここまで言えば分かるよね?」

「てめぇ猫缶の精、何ナレーターみたいな事言ってんだよ。しかも何で俺の成績の悪さ知ってるの!?」

ジョニーは成績を親にも見せないのだ。

なので成績を知っているのは先生だけなのだ。

だから猫缶に成績を知られて、内心びっくりしすぎているのだ。

「ははは、手品師は客に種明かしをしてはいけないから教えられないなぁ」

「手品で俺の成績が分かるわけないだろーが。」

「でもさぁ、これじゃあルーシーと釣り合わないんじゃね?」

妖精ブロッコリー、次期の王が言った。

すると、ルーシーは顔を赤らめて、

「え、ジョニー、私のこと、好きだったの?」

「!!」

ついに、長年の秘密が、バカブロ王によって解禁されてしまった。

「う・・・う・・・ブロッコリーのバカアア!!!」

ジョニーは走って家を出ていってしまった。

「・・・ルーシー。お前の考えた『自由令』は出来ねぇ。俺がこのままここに居れば、ずっとジョニーは甘えたままだ。」

「いやそれお前が言ったから傷ついたんだろ。」

「俺、ジョニーを追いかけてくる!」



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