第12話ジョニーの精とバカブロ王
「さあ早く食べろ!」
「・・・やっぱり無理。食べたくないよ・・・」
「ジョニーのバカッ」
「なぜルーシー化!?」
「・・・食え。」
ブロッコリーを無理矢理口に入れられたジョニー。
最初らへんと同じ展開!?いや違う。
ジョニーは笑顔だ。
「とてもおいしい!」
「アタリマエダ『スゴクウマブロッコリー』ダカラナ」
「王女化!?」
2人は幻のブロッコリーを食らい尽くしてしまった。
そして次の日、ルーシーと三妖精がやってきた。
「何!?もう食べた!?」
「ジョニーのバカッ」
「全てはジョニーの精だいやジョニーの所為だ。」
「「「ジョニーのバカヤローーー!」」」
「いや、漢字を間違えたお前らがバカだ」
うっうっうっ・・・
どこからか誰かの泣き声が聞こえてきた。
「何、泣いてんだ。ブロッコリー」
「俺は、ジョニーに野菜を好きになってもらう為に来た。そして、ジョニーは好きになった。だろ?」
「う、うん・・・」
「指名を果たした俺はたった今妖精界から『王女2代目になってほしい』って電話来たんだ・・・」
「妖精ブロッコリーが王女になるの!?お前女!?」
「いや違うけど。とにかく・・・俺は・・・妖精界に・・・戻らなきゃ・・・もう・・・ジョニーとは・・・会えない・・・」
「俺ら三妖精は下っぱなので自由なのでーす」
「なら王女、じゃなかった王様になって、『王様は自由令』出せば?」
ルーシーは実はかなり頭がよくオール5なんて当たり前。
なので今のような発想はお茶の子さいさいなのだ。
「頭いいな・・・」
「ちなみに余談だがジョニーはルーシーの逆、ここまで言えば分かるよね?」
「てめぇ猫缶の精、何ナレーターみたいな事言ってんだよ。しかも何で俺の成績の悪さ知ってるの!?」
ジョニーは成績を親にも見せないのだ。
なので成績を知っているのは先生だけなのだ。
だから猫缶に成績を知られて、内心びっくりしすぎているのだ。
「ははは、手品師は客に種明かしをしてはいけないから教えられないなぁ」
「手品で俺の成績が分かるわけないだろーが。」
「でもさぁ、これじゃあルーシーと釣り合わないんじゃね?」
妖精ブロッコリー、次期の王が言った。
すると、ルーシーは顔を赤らめて、
「え、ジョニー、私のこと、好きだったの?」
「!!」
ついに、長年の秘密が、バカブロ王によって解禁されてしまった。
「う・・・う・・・ブロッコリーのバカアア!!!」
ジョニーは走って家を出ていってしまった。
「・・・ルーシー。お前の考えた『自由令』は出来ねぇ。俺がこのままここに居れば、ずっとジョニーは甘えたままだ。」
「いやそれお前が言ったから傷ついたんだろ。」
「俺、ジョニーを追いかけてくる!」




