表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖女と悪役令嬢の入れ替わり騒動記  作者: ぶっくん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/5

第二章:目覚めたら悪役令嬢

「…ん…頭が痛い…」


目を覚ますと、エレナは見知らぬ豪華なベッドルームにいた。絹のシーツ、天蓋付きのベッド、壁には肖像画がずらり。そして何より驚いたのは、鏡に映った自分の姿だ。


金色の巻き毛(明らかに天然ではない)、派手すぎるピンクのドレス、顔には厚化粧。そして胸元には、宝石がぎっしりと散りばめられたネックレス。


「これは…私?違う、こんなはずは…」


記憶が少しずつ戻ってくる。彼女は聖女エレナとして、貧しい人々を救うために生涯を捧げてきた。そして老いて死を迎え、神様から「もう一度、別の世界で善行を積む機会を与えよう」と言われたはずだった。


その時、ドアが勢いよく開いた。


「お嬢様!もう起きていらっしゃいますか!今日は王子様とのお茶会ですよ!遅れたら大変です!」


メイドとおぼしき女性が、慌てて部屋に入ってきた。エレナは混乱しながらも、聖女としての落ち着きを取り戻そうとした。


「あの…王子様とですか?それは光栄ですが、まずは貧しい人々を救う活動を始めるべきでは…」


メイドは目を丸くした。


「お嬢様?また新しい冗談ですか?貧しい人々なんて、お嬢様が気にかけるはずがありません。先週も町の孤児院に『邪魔だから移転しろ』と言ってお金を投げつけたではありませんか」


「な、なに!?」


エレナは青ざめた。どうやら彼女は、聖女ではなく「悪役令嬢」としてこの世界に転生してしまったらしい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ