ぱられる セナくん
偽装
偽装の指輪
ボクは、前世?の記憶が、少しあるんだ。ボクは、大学の 卒業旅行で、南の島に行った。青い空 白い雲!エメラルドグリーンの海!浜辺での海鮮と、肉 肉のバーベキュー!楽しくて、はしゃいで そして、多分 寝ている間に、猛毒の長いのにヤラれた…苦しむ間もなく 真っ白な世界へ……ハイ オヤクソクの真っ白な世界で、目覚めました。
《ごめんなさいm(_ _)m》ジャンピング土下座?をしたのは、バスケットボール位の大きさの 淡いピンクホワイトの発光体だった。多分…ジャンピング土下座だったと 思った。だってね?ヨクアル異世界アニメとかね?こんな感じだよね?とか、考えてたら
《あなたは、小泉セナ様ですね?楽しい旅行中に 輪廻転生マシンが、何故か 一瞬ブレまして、睡眠中のあなたの魂を 生体からヌイテしまいました。あなたには、何の落ち度もなく こちらの都合で、あなたの寿命を 刈り取ってしまい…まことに申し訳ございませんでしたm(_ _)m》と、発光体が ペコペコ?する。う〜ん…何かおもしろい…・・・結果は、家族や友人達を悲しませるのか…と、ボーッと考えてたら 《いえいえ、こちらの不都合で ご迷惑をおかけしたので、アチラの世界では、あなた様そっくりの 魔法の魂を 生体に入れたので、アチラでは 何の滞りもなく、小泉セナ様は 生きて行かれます!幸運度200%にさせて 頂きましたので、ご家族や周りの方々も、おしあわせに暮らしていかれますです!ハイ!》
…コピーが、ボクの代わりに なるのか?やっぱ…よみがえれ(帰れ)ないわだぁ〜!
《そうなのです…一度 離脱した 魂は、その世界へは 戻れません。それで コチラで用意しました、割りと安全だと 想定された世界へ、転生させて下さいm(_ _)m デキル限りのチートスキルをご用意しました。どうか、チート転生を 楽しんでイタダキたく!ヨ・ロ・シ・クお願いしますm(_ _)m》ペコペコ
まあ~るい発光体は 卑屈過ぎる程 ペコペコしてる。ボクは 素晴らしい南の島の 楽しい旅行の真っ最中に 心地よい熟睡中に、理不尽な仕打ちをウケているのにもかかわらず!…寝ぼけてて、そのまま赤ちゃんで 生まれて、やっと最近 人間らしい機能を 使える?ようになっていた。大人な身体から、新生児に なってみて下さいよ(プンプン 怒りシントウ!)
まあ~るい発光体(多分 神様?)は、チートスキルと言ってたけど、ボクは ゴク普通の赤ちゃんだった。ママが マジックアイテムのブレスレットをハメるまでは!
《お久しぶりです!5歳のお誕生日おめでとうございますm(_ _)m ナンたらカンたら……それでは、コレからチートステータス ハジメます!ステータスオープン! あっ、申し遅れましたが、今生の刻(時間)は アクセラレート中ですので、安心して 説明をおききください。始めます》…5年振りの まあ~るい発光体(多分神様)は、ペラペラとよく喋る。纏める(まとめる)と コンナだった。
ステータスオープン
【名前】 セナ・カーク・クルーズ
【種族】 人種
【年齢】 5歳
【職業】 クルーズ辺境伯家第2子
【称号】 転生者
【レベル】 100(100)偽装値:8
【HP体力】 100(100)偽装値:15
【MP魔力】 1000(3000)偽装値:30
【ATK攻撃力】 2000(2000)偽装値:20
【DEF防衛力】 MAX 偽装値:50
【AGI俊敏性】 MAX 偽装値:50
【魔法】 全属性MAX
【LACK運】 MAX
【ユニークスキル】♡5つ星料理の巨匠♡♡♡♡
【スキル】言語フリー(魔物念話含む)・無詠唱・HP.MP自動回復・アイテムボックス(時間停止、∞)・鑑定MAX・結界MAX(転移コミ)・状態異常無効・精神攻撃無効・♡・♡・♡・♡・♡・♡
《詳しくは あとでゆっくりご確認くださいm(_ _)mヨ・ロ・シ・クお願いしますm(_ _)m》
チート過ぎる…!脳のシナプスが プスプス煙をあげそう…シナプスだけに・・・スミマセン
異世界だし…考えたら負けなヤツ! ハイ!スルー…
まあ~るい発光体(多分神様)は、ボクが 赤ちゃんの時から ずーっと、見守ってくれてたそう。産声と 同時には、加護の指輪(偽装の指輪)を 嵌めてくれて、毒殺や誘拐等 未然に防(執事イリアの活躍)いで くれていた。
ボクは、赤ちゃんの時から 前世の意識あったけど、3歳頃までは 野性の本能的に、泣き!叫び!意味もなくジタバタし!満腹になると 殆ど 寝て過ごしていた。
3歳頃は、普通の3歳を 目標に、転生者と 誰にも気づかれないよう、スゴく注意して 過した。
もし、転生者だとバレたら 速攻で、異端者として、命はなかっただろう…前世の異世界転移や 転生者は、殆どが 異世界の秘密を秘匿していた。
ソレに、実際 いくら身体強してても、例えば リーチや歩幅の短さ 身長差は、どうしようもないよね?
プニプニふわふわの もみじみたいな、ちっこい手は、やっと 寝転んで 自分の足先に 触れる位が、やっとこなのだから…
一昨日 5歳になったばかりなのに、楽しい家族旅行は 始まったばかりなのに!(怒)空気読めない急襲は、許せない!(怒)
兄ちゃ……は、疲れて まだ眠っている。まだ 薄暗い森は、何だか ドキドキする。太陽がポカポカ出て 明るくなったら、パパ達が キッと見つけてくれる!パパもママも 貴族だけど、A級冒険者だし 執事イリアは、山脈の大陸の 武闘大会で、優勝したとか?しないとか?人外に 強いらしい。執事イリアは、絶対 敵にまわしてはイケない人だと、メイドのハイジは言っていた。
考察の結果、盗賊団は みんな捕まる!ソンな事を 考えていたら、ボク達を 探す声が聞こえて来た!
ヤッタぁ!もうスグ見つけてくれる!でも、今は 大声で返事をしたら イケないんだよ!
お勉強の時、森で 大声を出したら、魔物が 一度に沢山 集まって来る。静かに 大人しく、待たなくては いけない。
もう、パパとママの 声も聞こえ!ヤッタぁ!
ボクは、プリン(兄ちゃのスライム)から 降りて、2歩歩いた。3歩目で パパとママが見えたから、『ココだよっ!』て 両手を万歳して、手のひらを ヒラヒラさせたんだ。
4歩目は、空振りした。いやいやいや…本当に3歩目も 空振りだった。
何故なら、靴底には マンホールみたいな 穴が空いてて、ボクは 万歳の恰好で、フッと その場から消えた。最後に、捜索隊の先頭にいた 執事イリアと、目があった……かナ?
セナくん 目の前で 消える。