重要なものは絶対どっかに失くす
そういう物に限って絶対失くすんだよね
なんなんだろあの現象
「雅さん」
入ってきたのは白銀1の頭脳を持つ雫
手にはパソコンを、目には酷い隈をつけてやってきた
「、、、すまん。おつかれ様」
「いえ、早速ですが、これを」
そう言ってパソコンのキーを1つポチッと押した
すると、画面には、3D化した建物が映し出された
「これは?」
「これは、例の施設の予想図です。立地や、GLAYの情報をもとに作ってみました。注目して欲しいのはここ」
「これ、、指輪と同じだ、、羽宮、、」
そこには、先程の指輪に書かれていたものと同じ文字が書かれていた
「やはり、羽宮という家のことを探った方が良さそうだな」
「そう言うと思って、調べておきました。これです」
パソコンの画面には2人の男女の写真が出てきた
「この男が、羽宮家没落当時の当主です。名前は羽宮永治。そして、その隣が妻の羽宮楓。元は、現在も貴族の高い地位にある明星家の次女です。そして、これがその2人の子供です」
雫がテキパキと喋りながらキーボードをマウスを押していく
「長男の羽宮凪と長女の羽宮有彩です。そして、長男の目の下を見ると分かると思いますが、、」
そう言いながら、雫は凪という子供の目の下を拡大していく
「これ、、」
そこには、先程の羽宮家の家紋と同じ羽のマークが3つ並んでいた
「この羽のマークが目の下にあるのは、この子が羽宮家の後継者であることを意味します」
雅はその写真を見ながら、手元の資料をめくっていた
「それは、生まれつきか?それとも、、後からつけたものなのか?」
「生まれつきです。このマークがついて生まれた子が後継者になるらしいのです。長女の方を見ると分かりますが、、片方の目にしかマークが出ていません」
雫と雅の会話を聴きながら、大翔は、ふと横目で神崎を見た
するとそこには、羽宮家の子供の画像を凝視する神崎がいた
「ちょっと、、神崎くん?どしたの」
「あ?ああ、、なんか、、こいつら、どっかで見たことがあると思ってよ、、、、」
うーん、と考え込んでる神崎にならって、大翔も出会った人たちの中から考えてみた
が、そんな子達と出会った覚えはなかった
「、、、、いる?というか、没落した貴族が辿る道なんて、死ぬ以外ないと思うんだけど、、屋敷も燃えてるし、勘違いなんじゃないの」
そう大翔は神崎に告げ、考えるのをやめた
しかし、なおも神崎は思考をとめなかった
この違和感の正体を突き止めたかったのだ
そして、ハッとしたように雫の方へ顔を上げた
「、、、、ちょっとまて、、もし、もしだぞ?こいつら、今生きてたらいくつだ、、?」
「羽宮家が没落したのは、8年前のこと。当時、長男は15歳で、長女は5歳だから、、23歳と13歳になる」
雅は神崎の反応を見て、雫の目を見た
それの意味を受け取ったらしい雫は、深いため息をついた
「、、、、分かりましたよ。廉くん、、僕の睡眠を奪うんだから、何もなかったら、覚えといてね」
「おう、、すまねぇ」
その様子を見届けた雅は、資料を全て撮り、パソコンに移した
「とりあえず、この情報をGLAYに送れ。やつらなら、さらに詳しいことを調べてくれるはずだ」
「了解です」
白銀の方が情報もってんじゃんよ
ダメじゃんGLAYしっかり!!
あの人たち、、生きてるかな、、
面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!




