鬼ごっこ
ケイドロとか懐かしいよね
「それじゃあみんな、目に気をつけてね」
「はい。忍さんもね」
僕たちGLAYは忍さんと僕たち3人に分かれて行動することになった
既にどこかに、いや、吉原に連れていかれたであろう茜はブラックリストが対処してくれるらしい
ブラックリストが行くことは少し、、というか凄く不安だけど、吉原は警察の管轄外だから白銀は動けないらしい
「忍さん!!ほんとに気をつけてくださいね!」
「忍!死んだら殺すぞてめぇ!!」
いや、死んでたら殺せないでしょ、って言う夕陽君へのツッコミは飲み込んで、僕たちは忍さんと反対側の左へと進んだ
「つってもなぁ、、、こんだけ広いと敵さんどこにいるかわかんねぇ」
「そうだね、、ずっと警戒しとくのはしんどいかも」
すると、朝陽くんがぴたりと足を止めた
「、、、空くん、夕陽、ちょっとこっちきて」
「どうしたっ!」
「夕陽!静かに」
「あ、わりぃ」
「で、どうしたの」
「あれ見て」
そう言って物陰から朝陽くんの視線の方向を見ると
「あれ、、あの人、、」
「あいつ確か、シークレットの情報うちに持ってきたやつじゃねぇか、、?」
シークレット依頼の張本人がそこにいた
何やらキョロキョロしていて、挙動不審だった
「どうする?声かけてみる?」
「ばっか空お前。敵だったらどーすんだ」
「そうだよ。さすがに危険すぎる」
僕らが別の場所に移動しようとしたその時
「あっ、、」
夕陽くんが、しまった、という顔でこちらを見てきた
「ごめん、、、目合っちゃった、、、」
「えっ、、、、」
パッと依頼主さんの方を見ると、全速力でこちらに走って来ていた
「やべっ!逃げるぞ!!」
夕陽くんの声で僕ら3人は走り出した
依頼主はその後ろからさらにスピードを上げて着いてくる
「ちょっ、、!ちょっとまってくださいいい!!!!なんで逃げるんですかあああ!!!怪しいものじゃないですー!!」
「いや!十分怪しいです!!!」
ブラックリスト
空たちが鬼ごっこをしているその頃、、、
「吉原なんて何年ぶりだろうねー!僕ちょっと楽しみかも」
吉原へ行くことが決まったのは、幹部である天馬普と九十九百合菜だ
「ねー!私も楽しみー!」
何故かハイテンションな2人を冷ややかな目で見てるのは残りの幹部の神谷優と蒼井翔也
「、、、やっぱり私が行こうか?」
「、、、いや、優は残っておいて欲しい、、が、、」
「「あまりに不安すぎる」」
優はシークレットに、翔也は全体の司令塔として動くため、吉原には行けないのだ
「普さん。百合菜。やりすぎないでね。あくまでも、最優先は一条茜の救出だから。」
「分かってるよ優。そっちこそ、やりすぎないよーにねー!じゃあ行ってきまーす!」
「あ、2人ともお土産何がいい!?僕としてはやっぱり団子かなー、と思うんだけど」
「いいから、早く行け!!」
翔也が2人を蹴り出すように外へ追いやった
優と翔也が不安と感じているのはあの2人の実力ではない
むしろ、あの2人が組めばかなう的などいないだろう
それ故に、暴れすぎないか、という不安があるのだ
「はぁ、、、あの2人、をまともに報告しないから、実際の状況が分からないんだよなぁ、、」
ハイテンションのまま出て行った2人を見て、優は頭を抱えた
そんな優を見て、同じくため息をついていた翔也は優にインカムを渡しながら言った
「それは俺が何とかしよう。それよりも優、お前もだぞ」
翔也に言われた言葉の意味がわからず、優は不思議そうな顔をしてインカムを受け取る
「え、、なにが」
「、、、その包帯、、外すなよ」
翔也のその言葉を聞いて、優は納得したような顔をうかべ、インカムを耳に取り付けた
「わかっている。じゃあ、、行ってくる」
そう言うと、優はドアを開け、長い廊下で待機していた人物を見た
「行くぞ。凛月」
「へいへい幹部様」
歩きながら、優はそっと、包帯を触った
(この包帯を外さずに終わりますように、、、)
続きまーす、、
いえい
面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!




