暇な時は変なこと考えがち
そして寝る
こちら茜
ただいま監禁されてます
椅子に座らされて縛られてます
あーあ
暇だなぁ
もうね、すっごい退屈
忍から何もするなって言われたから余計退屈
でもね
忍の先回りできたことはめちゃくちゃ嬉しい
なんだと思う?
教えて欲しい?
いいよ
それはねー
私を攫ってきた人の人数と名前の把握
今のところ人数は3人
女の人1人と男の人2人、だと思う
だと思うって言うのは目を隠されてるから、見えないんだよね
あ、足音がする
2つ、、か
「この子?車に勝手に入ってたっていう子は」
「そう。今身元を調べ中ー」
「聞こえてはいるのか?」
「そのはずなんだけどー、、おーい!」
「、、、」
「と、まあ、この通りだんまりってわけ」
「寝てるんじゃねぇの?」
「えー?、、、あ」
「電話か?」
「若様からだ!!ちょっと出てくる!!」
「俺も出る。寝てるなら問題ねぇだろ」
「だねー!」
、、、、
行ったか
寝てませんよー
ガッツリ起きてますよー、、、
それにしても、男の人2人だとおもったけど
あれは男の人1人と、、子供?
同い年ぐらい?の声だった
いやでも分かない
忍みたいに成長に見放されたやつかもしれないしな、、、
それにしても、若様、か
その人がトップなのかな
でも若様って2番手の人に使う言葉じゃないのかな
、、、、わからん
空なら分かるのかな、、
空、危険なことに巻き込まれてないかな、、
監禁されてるやつが言うなって話だけど
あー、、
静かだなぁ、、、
昔を思い出すな、、
なんか、昔もこんなことあった気がするけど、、なんだっけ
思い出せそうで思い出せない
1番モヤモヤするやつじゃんこれ
まあいいや、、
ちょっと寝よう
「だして!おねがい!!」
「うるさい子だね!!少しは頭を冷やしな!!ったく、、あの方の娘だってのに、、」
「まって!!、、おねがいします、、百華になりたいなんて言わないから、、!!」
「はっ、、」
変な夢を見た
いや、夢じゃなくて現実に起こったことなんだけど
あんのくそお婆
思い出したら腹たってきた
そういえば、私は母親の顔を知らないけど
くそお婆は知ってたみたいだな、、
まあ、子供を捨てるなんてろくな親じゃないんだろうけど
というかわたしには星さんがいるし?
あー星さんに会いたいなぁ、、、
元気かなぁ、、
そうだ
今度会いに行く時、星さんが好きなつくし屋の団子持っていこう
あの変な色の団子好きだもんなぁ星さん
、、、人の気配がする
何人だろう
3人かな
いや、、、、
5人だ
扉を開ける音がする
「おまたせ!お嬢さん!さすがにもう起きてるよね、、?」
さっきの子供の声だ
「若様ー、外します?」
「、、、ああ」
「それじゃあ失礼するよー」
そんな声と同時に視界が明るくなった
正解だ
5人いる
真ん中に座っているのが若様か
それで、子供っぽい声の持ち主は、、
「わあ!桜色の目だ!!かわいい!」
こいつか
白い髪に大きな黒い目
なぜだろう、、
真反対なのに、どこか忍と似ている
「一条茜だな」
名前を知られているのは想定内
ここからは反応したら負けだ
忍たちが助けに来てくれるまで、、、
絶対に喋るもんか
あーもう文化祭忙しすぎた、、、
おかげで全然こっちに来れなくて死にそうだった
でも、この長編、いい話になりそうだ
にやり
面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!




