汚ねえ部屋
紙が多い部屋はよくなくしものしますよねぇ、、、
情報屋GLAY、、、
「まあまあとりあえず入って入って」
忍に押されて空は情報屋GLAYへと足を進めた
ガチャ
玄関を開けると廊下があり
その奥の部屋の扉を開けると
「うわあ、、、」
情報屋と言うだけのことはあるのか中にはものすごい量の紙や本があった
そして
「汚ねぇ、、、、」
空がそう言うすかさず夕陽が
「そこは目をつぶれ」
と、圧をかけてきた
部屋の中は扉の真正面に大きな机
その机の前にソファが2つと平たい机が1つ
右側の壁には本棚と窓が1つ
そして左側の壁には
「この扉は?」
「開けてみたら分かるよ」
朝陽がそう言ったので空はドアノブをまわした
「ここは、、、、」
「まあ、いわゆるキッチンってやつだねぇ」
「ちなみにうちは当番制だぞ」
「え?」
「え?ってなんだよ まさかお前料理出来ないのか?!」
空は全力で首を縦にふった
「まあまあ何とかなるよ。それよりも空くんこっち」
そう言われて部屋を出ると廊下の右側にもうひとつ扉があった
「ここは?」
「開けてみて」
開けるとそこは畳の部屋だった
「わあ、、、畳だ、、初めて見た」
「ここは寝室だよ僕と夕陽と朝陽、それに空くんが寝る場所だ」
忍の言葉に空はぎょっとする
「え?4人一緒ですか?」
「そうだよ」
そう言うと夕陽が後ろから
「この部屋には布団以外のもの持ち込み禁止だからな」
と、言った
夕陽の言葉に空はまたもやぎょっとする
「え?、じゃあもし持ち込んだら、、?」
「決まってるだろ。下に移住だ」
「うわぁ、、、、、、」
絶対持ち込まないでおこうと空は強く決心した
「さてと!朝陽ーー!」
「なに?忍さん?」
さっきまでリビングにいた朝陽が顔を出す
「新人さんにぴったりな案件ない?」
「え!?いきなりですか!?」
そう言うと夕陽に足をふまれた
「当たり前だろ。ここにいるんだから」
「ありましたよ」
朝陽が忍に資料を渡している
「空くん行っておいで。不倫調査だ」
ふ、、ふりん、、、
絶対ヤバいやつじゃん、、
「はい、、、、」
「ちょっとまって」
出ていこうとする空を忍が引き止める
「空くん。ここに住むのなら僕達は家族だ。敬語はいらないよ」
!!!
「はい!じゃなくて、、、うん!!」
「よし!それでは行ってらっしゃいーー」
こうして僕の初任務が始まった
ついに物語が動き出しますね、、、
どんな新キャラが出てくるのか、、、、、、、
面白いと思った方はぜひこれからもよろしくお願いします!!!