いざ、魔界へ
いざ、、、!!!
「忍さん」
「おお、なんだ改まって」
「ここの、情報屋GLAYの力を使って調べたいことがあるんです。」
僕は忍さんの目をまっすぐ見た
相変わらず真っ黒で光なんてほとんどない、死んだ魚みたいな目をしてるけど
「いいけど、何を調べるの?」
「葉桜優馬という人についてです」
僕がそう言うと忍さんはその真っ黒な目を少し見開いた
「、、、、後悔しないかい?それを調べて」
「するかもしれませんけど、それでも知りたいんです」
「わかったよ。君に覚悟があるなら調べよう。僕もその人のことは少ししか知らないから調べがいがありそうだね」
それを鍋を食べながら聞いていた茜は口いっぱいに入ったものをごくんと飲み込み、立ち上がった
「ねぇ!とりあえず朝陽たちを迎えに行こうよ!調べるにしても5人いた方が早いでしょ?」
「そうだね。とりあえず魔界に行こう。ね、忍さん」
ん?
なに、その顔
その、苦虫を噛み潰したような顔
「どうしたんですか。鍋に虫でもはいってました?」
「いや、、魔界にはさ行かないといけないんだけどさ、
手続きにさ白銀寄らないと行けないんだよね、、、」
、、、、
ああ、、、
それはやだな
あの後勝手に帰っちゃったし、非番なのに連れてきたって忍さん言ってたし、、
「ま、まあ、、手続きだけですよね?じゃあいけるいける。サッと行って魔界に行きましょう」
「そ、そうだね、、」
「そうと決まれば行くぞ!!走れ!野郎ども!!」
「茜、、野郎って、、やめて!?僕まだ23だよ!?」
忍さんの声も届かず茜は扉を壊す勢いで走っていった
「ああ、、行っちゃった、」
白銀
「よくノコノコと顔出せたなコノヤロー」
「僕だってきたくて来たわけじゃない」
「さっさと通行証取って帰れ!!」
ああ、やっぱりこうなったか、、
「もう、2人とも落ち着いて下さいよ、、」
「「うるさい!!」」
仲良いんだか悪いんだか、、なんなんだよ、、
「やあ茜ちゃん。今日も可愛いねぇ」
「うわ、でた」
大翔さん、、この人なんか茜のこと気に行ってちょっかい出してくるんだよな、、
なんなの
結婚したいの?
この2人結婚したら怖いよ
「茜ちゃん。今度の日曜日空いてる?近くにいい店見つけたから行かない?」
あ、、
「大翔くーん?君今度の日曜日は非番じゃないが、、?
一体いつ行くつもりなんだ、、?」
「ああ、雅さん、、、今度の今度の日曜日ですよお!!
あっははははは、、はは」
「、、、」
「あ、すいません」
殺気こもってたぞあの目
こわっ、、
「空。無事だったか、それはよかった」
自己完結したよこの人怖いよ
「はい。お陰様で」
「空くん!!行くよ!もう!」
「あ、はい!先日はほんとにありがとうございました!」
そう言えば白銀ってあと一人いた気がするけど、、誰だっけ
「忍さん。魔界ってどんなところなんですか?」
「そーだなー、、なんか、空くんが思ってるよりはちゃんと1つの世界だよ。収める王様もいるしね」
「王様!?どんな人!?イケメンかなぁ、、」
「ま、僕の方がイケメンだけどね」
「それは無い」
「え、酷い」
魔界の王様か、、
角とか生えてるのかな
ていうか魔界って悪魔がいるのかな、、
だとしたら羽とか生えてたりして、、、
こわ、、、
「はい。こっから魔界に行くよ。一応言っとくけど変なところだから。ここと雰囲気も全然違うし、、ま、2人がいるところはめちゃくちゃ安全だけど」
またもやエレベーター
それにどう見ても危険な色のエレベーター
「これ、なんか変なとこに着きませんよね」
「それはどうかな」
「え、ちょっとやめてくださいよ」
「茜。その下のボタン押して」
「え?」
「あ」
ちらっと見えた
茜が押したのは何も書いてない真っ黒なボタンだった
「ちょっ!それはっっ!!」
瞬間、エレベーターがガクンっと急降下を始めた
「あああああああ!!!」
ガシャン、、、
「はぁっはあっ、、ついた、、」
「おろろろろろろろ」
「うわっ!汚っ!!」
エレベーターは無事?着陸した
途中絶対浮いた
忍さんはゲロってるし
茜は頭の上にひよこ飛んでるし
悲惨すぎだ、、
「ほら出ますよ!立って2人とも!!」
僕が2人を引きずりながらドアに手をかけたその時だった
バンッ!!
「あ、、」
「え、、、と?」
エレベーターの向こう側から扉が開いた
開けたその人は黄色の髪をしていて赤いいかにも貴族っぽい服を着ていた
「おぇ、、ああ、、お邪魔してます、、、」
「ああ、、君か、、びっくりしたよ、、」
「忍さんこの人知ってるんですか」
忍さんはフラフラと立ち上がってエレベーターを出た
「知ってるも何も魔界の王様だよ、、おぇ、、」
その言葉に僕と茜の叫び声のようなものが響いた
「「えええええええ!?!?」」
僕は2人を交互に見た
この人どこにでも知り合いいるな!!
「忍さん!?え?!」
「え、言ってないの?」
「まだ言ってないですよ。空くん。茜。こちら朝陽と夕陽のお兄さんである、魔界の王様だよ」
その衝撃の事実に本日二回目の僕と茜の叫び声が響いた
「え?え?ということは朝陽と夕陽は王子様ということ!?」
「そういうことになるね」
僕たちの会話を聞いたその王様はマントをひらりと翻して浅いお辞儀をした
「はじめまして。そちらでお世話になっている朝陽と夕陽の兄のリアム・セクストンと申します」
え、、?名前が、、
「朝陽と夕陽ってのは僕が勝手につけた名前だよ。確か本名は」
「レアとレオだよ」
廊下の端から聞きなれた高い声がした
「朝陽くん、、」
「兄さん。こんな所で話してないで客室に連れていかないと」
「ああ、そうだね。客室はこっちだ。」
リアム、、さん?の後ろを朝陽くんを含めた4人で歩く
朝陽くんはいつものふわふわした様子とは違っていた
なんというか、、、少し固くなった?というか、
「どうしたの空くん。ああ、僕の名前?僕はレアだよ。
レア・セクストン。夕陽はレオ・セクストン」
「いい名前だね。かっこいい」
その言葉に朝陽くんの顔がくもった
何か余計なことを言っただろうか、、
あ、名前を変えたってことは、、何か嫌なことがあったってことだよね、、
「あ、えと、ごめんね」
「急にどうしたの。ほら入って、僕は夕陽の所へ行くから、それじゃあ兄さん。よろしくね」
「ああ、レア。いいんだな?」
「、、、いいよ。この2人なら知られてもいい」
知る、、?
何をだろう、、
「空くん。ここ座って。ほらほら」
ぼーっとしてると忍さんに肩をつかまれ、椅子に座らされた
「改めて、ようこそ魔界へ。セクストン家へ。これから君たち2人に話すことはセクストン家の重要機密情報だ。心して聞いて欲しい」
その禍々しい雰囲気に僕と茜は息を飲んだ
「あれは、今から4年前、、、」
時系列考えるのに苦労した、、
あ、すいませんこっちの話です笑
いやぁー!ゴールデンウィークだあああ!!
、、、まあ、私は三連休なんですけどね
なんで!?なんで!金曜学校あるんだ!!?
では、笑
面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!!




