優先順位は次々変わる
テストの時とか特に変わるよね、、
「夕陽ー!!どこにいるのー!?」
朝陽が大声を上げて夕陽の名前を呼ぶが、誰の返事もない
いつもなら朝陽がどこにいても気がつくというのに
(どうしよう、、このまま見つけられなかったら、、、)
魔界出身の朝陽と夕陽にとって天界は息をするのも苦しい場所だった
わかりやすく言うなら陰キャが陽キャだけの集まりに行くようなものだ
(どこの部屋を見たか分からないよ、、ここがどこなのかも
、、、)
そう思いながら朝陽は次の扉へと手をかけた
「夕陽っ!!」
部屋の中へ叫ぶがやはり返答はなく、しん、と静まり返っていた
その部屋の扉を閉め、一際大きな奥の部屋の扉へと手をかけた
「っ!!!」
そこに居たのは白金の髪の天使と水の中に動かに浮かぶ空
それに、
「夕陽っ!!」
朝陽は天使の存在を認識していたが、目にもとめずに夕陽の元へ走った
「夕陽!夕陽!」
夕陽はベッドに寝かされていた
その顔には血の跡がついており、青白い顔をしていた
「は、早く、、魔界に行かなくちゃ、、」
ゆすってもおきない夕陽に朝陽は戸惑っていた
「そうだ、、、魔界に行って、、夕陽が、、夕陽が、、」
動揺しながら夕陽を抱えて窓から飛ぼうとしてる朝陽の足に何かが絡まった
「無視は酷いね。それに、空くんはいらないのかな?」
「あ、、そ、らくん、、」
朝陽は水の中に浮かぶ空を見て、それから夕陽をみた
(空くんを助けないと、、でも、そんなことしてたら夕陽が、、、、僕はどうすれば、、僕は、、僕は、っ!)
「あ、さひ、、」
冷や汗を流し続ける朝陽の手に夕陽の手が重なった
「!!夕陽!!」
「おちつけ、、おまえは、、できる、、」
「っ!夕陽!」
夕陽はそれだけ言うとパタリと手を落とした
朝陽は慌てて夕陽の口の前に手をかざした
(、、生きてる、、)
ほっと一息つくと、朝陽は深く深呼吸をした
そして、夕陽を抱えたまま水槽まで一直線に飛んだ
「空くんも、夕陽もどっちも助けるんだ!!」
朝陽は足で水槽を蹴破ろうとした
しかし、その足は、天使ミカエルによって繋がれた謎の黒いモヤのせいで出来なかった
「なに、、これ、、」
「これ?僕お手製の魔界の住人つかまえグッズ!吸血鬼にもちゃんと効くようで安心したよ」
(なるほど、、魔力を濃縮したものか、、天使が魔力を扱うなんて、自殺行為なのに、、なぜ、?)
「なぜ?という顔をしているね。それは、まあ少し秘密があってね。教えてあーげない!えっ?」
ミカエルがくるりと後ろを向いた瞬間城の瓦礫が顔目掛けて飛んできた
「空!!いるかー!?」
「茜!!」
それは、茜だった
「あれ?朝陽?って、あああ!!夕陽に!空!
でかした朝陽いい!!!」
傷だらけのはずなのにその元気はどこから来るんだ
朝陽は目をギュッと瞑って
「茜!!夕陽が、危ないんだ!!悪いけど、、空くんを頼む!!」
朝陽は茜が起こると思い、恐る恐る目を開けた
が、そこに居たのは満面の笑みの茜だった
「朝陽が、、私に頼った!!まかせてよ!直ぐに帰るからね!!」
「ありがとう!」
朝陽はそう言って夕陽と共に窓から飛び降りた
茜は朝陽がいなくなったのを見てから背後にいるミカエルに向き合った
「君、怪力の能力者?あのモヤを断ち切るなんてぶっ飛んでるよ?」
「ぶっ飛んでて結構!そのくらいじゃないと、あなた達天使は倒せないでしょ?」
茜はそう言いながら戦闘態勢に入った
「空くんを返すと言ったら?」
「それでも空を奪ったあなたは殺す。殺せなくても、もう二度と空に手を出さないって思わせてやる」
「いいね、、君、うちで働かない?」
茜に忠誠心のようなものを感じたのか、ミカエルはニコニコ笑いながらそういった
「ありがとう。城で働けるなんて素敵だけど、私にはあそこが、GLAYがおちつくのっ!!」
「あはははっ!!だよねぇー!!」
同時刻 天城の庭
「くっ、、」
剣とナイフ、各々の道具で戦う2人がいた
「はい、これでおーわり!」
忍がそう言いながら足を振り上げ剣を吹き飛ばした
かと思えば、その反動で上がったもう一方の足で相手の顔を蹴り飛ばした
「がっ、、、」
スタッとその場に着地した忍はのびてる騎士に近寄った
「うーん。君さ。剣筋はめちゃくちゃいいんだけど、もうちょっと相手を見た方がいいね。あと多分単純に経験が浅いかな。うん。あ、剣ここに置いとくね。」
剣を置いてその場から離れようとした忍の足を騎士が掴んだ
「え、、なに、、」
「、、、弟子にしてくれないか」
「、、、、、、え?弟子?」
「そうだ、、いや、そうです。師匠」
「ちょっとまとうか。ね。君天界の人でしょ?僕は毎日天界に行かなくちゃ行けないの?無理だよ?僕飛べないし」
(ていうか、めんどくせぇ、、、)
忍のそのなんとも言えない表情を見たのか騎士は起き上がって、あのよく見る忠誠誓うポーズをとった
「え、ちょ、」
「あなたの弟子にして頂きたい。そして、もう一度、あなたと戦いたい」
その真剣な目を見て忍は浅くため息をついた
「、、僕は厳しいよ?いいの?」
「はい。望むところです」
「じゃあたまに天界に来るよ。それでいい?」
忍がそう言うとその騎士は目をカッと開けて
「はい!」
と言った
(なんか、、めんどくさい事になったなぁ、、)
明日は!休みだああああ!!!
おめでとう自分!
明日も投稿しちゃおっかなー、、なんちゃって
では、面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!!




