黒の世界
え、なんかタイトルが厨二、、、
「っ、、、、」
不意に意識が戻った
「おや?お目覚めかな?」
ゆっくりと目を開けた空に話しかけるのは白衣を着た女だった
見た目で言えばそれこそ医者に近いのかもしれない
「ここは、、、」
「ああ、ここはブラックリストだよ。
幹部様が君のことをご所望でねー。ちょっとさらって来ちゃった」
空は当たりを目だけで見回した
ここは、さらわれた人が入るような部屋ではなかった
綺麗な赤いカーペットが敷かれた洋室だった
空はその中央で椅子に縛られていた
「それで?君の名前は?あ!私の名前は灰羽 みどりだよ。灰皿の灰に羽で灰羽でみどりはひらがな」
灰羽みどりと名乗った女は空の方をじっと見る
「、、尾崎、、、空」
「へぇ!!!空?!綺麗な名前だねぇ!君の髪から付けられたのかな?いい名前だ」
そう言いながらみどりは顔を空の髪に近づけて見た
「じゃあーつぎのもんだーい
この国の名前はー?」
「え、、エタル、、?」
「おおー!せいかーい!なんだ、意外と知識はあるんだね
じゃあさ、、、ちょーっといじくってもいい?」
みどりは空の髪から手を離し、手を近づけてきた
その時部屋の扉が勢いよく開いた
「じゃあ次の質問だ。灰羽みどり。お前の溜まりに溜まった報告書はいつ出すんだ。」
「あっあっれれー、、手厳しいなぁ、、」
「うるせぇよ。こいつの監視は俺がするからお前はさっさと報告書出しやがれ!」
空は急に入ってきたこの男のことを覚えていた
(この赤い髪、、、あの時の、、、、!!)
先日路地裏で殴られた時にいた人だ、と思った
その男はみどりを蹴り飛ばして部屋からおいだし、空の前に座った
「よぉ。久しぶり。俺は凛月って言うんだ。もうちょいまってくれ。幹部が会議開いてんだよ。最近は色々あってなぁ。会議なげーんだよな」
凛月は独り言のように言った
「なんで、僕をさらったの」
空は消え入りそうな声でそう言った
「なんでってもなぁ、、そりゃ、お前が不老不死だからだろ」
不老不死という言葉に空の心臓は強く波打った
(知られている!?なんで?どうやって、、?いやだ、僕は、、何をされるんだ、、、)
全身に冷や汗が出てくる
握った手がなんだが湿っぽい
そんな空の様子を察したのか凛月はつかつかと空の前に来た
「安心しろ。俺らはお前をいたぶるわけじゃねぇ。
お前、うちに入らないか」
「は、、、、?」
会議室
「それじゃあ、そのなんだっけ空?とか言うやつがあいつと何か関係があるか調べるために拉致ったの?」
「それと、うちに入れるために、だ」
「へぇー首領は許可だしたのかい?」
「貰ってるからやってるにきまってる」
「いや、優なら独断行動やりかねん」
長い黒い机の周りに4人は座り、話し合っていた
話し合いのテーマはもちろん空のこと
「不老不死、か、、、懐かしい響だな」
「そうだねぇ、、まさか生きてるうちにまた聞くことになるなんて、案外いっぱいいたりして、、?」
翔也が資料を見ながら呟くと百合奈が椅子をくるくる回しながらそう言った
それを聞いた優がぼそっと
「いっぱいいてたまるか」
と言った
そして、会議に飽きてきたのかガタッと席をたち歩きながらこう言った
「とにかく、尾崎空の事は私に任せて。何か新しいことが分かったらまた連絡するから」
「はーい。あ、優。後で拷問手伝ってよー
なかなか口を割らないやつがいてねぇ、、私は今日任務もあるんだよ、、ね?」
百合奈は机にぐでっとしながら優の方を向いた
「おねがい?」
そう言われた優はため息をついて百合奈の方を向いた
「第1に百合奈。お前は早く報告書を書いて出せ。出したら考えてやる」
「え!?ほんと!?うん!やるやる!」その様子に満足したのか優は足早に会議室を出た
「ということで翔也さーん。報告書手伝って?」
「、、、」シュン
「っああああ!!!?せこい!」
翔也はめんどくさいことになると危険を察知し、自身の能力、瞬間移動でその場を去った
呆然とする百合奈の横を鼻歌を歌いながら普が通り過ぎて行った
「僕は絶対に手伝わないからね」
そう言い残して部屋を出た
「みんな酷いーー!」
しばらくぶりの更新だ、、、
テスト期間が終わりを告げました
色んな意味で終わった
では、面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!!




