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GLAY  作者: 櫻井明日香
31/65

怪しいものは追い返せ

宅配便とか気をつけないとね

ガラガラ

扉が開く音がした

「あれ、今日は休みって表に貼ってなかったっけ」

「忍が帰ってきたんじゃないの?」

今ここには忍さん以外の4人がいる

忍は朝から白銀に呼び出され不在だった

ドタドタと扉を開けた主がこちらに来ているのがわかる

「やっほー!!何かネタはなーい?」

入ってきたのは忍さんではなく知らないひとりの男だった

「「ぎゃあああああ!!!!」」

その男を見た瞬間双子がいっせいに叫んだ

「かえれ!こっちくんな!!」

「今日は休みだよ!帰って!」

「痛い痛い!!」

男は双子の総攻撃をくらっていた

「ちょっと2人とも!どうしたの!」

「そうだ。いくらこのおっさんがヤバそうなやつだとしてもいきなり殺そうとするのはだめだぞ」

「殺そうとしてたの!?」

「え、ちがうの?」

「いや、違うでしょ、、」

さすが戦闘狂の茜

考えることがちがう



「で、誰ですかあなた」

双子を剥がし、男の前に座った

「ちょっと空くんそんなに近寄っちゃダメだよ」

「そうだ。何を書かれるかわかんねぇぞ」

「書かれる?」

その疑問に男が答えた

「私、新聞社のものです。松浦と申します」

新聞社、、

「悪い人じゃなさそうだけど」

僕は渡させれた名刺を眺めながらそう言った

「いやいやいや、悪くはなくてもヤバいんだよ」

「勝手にここの情報を誇張して書くんだから

それに、うちにツケまでつけやがって、、、

とにかく!今日という今日は出ていってもらうからな!!」

そういった双子は松浦さん?の首を掴んでズルズルと引きずり始めた

「ああああ!ちょっとまって!まって!!

今日はお2人のことを書こうと思ってきたんですよ!」

「2人って誰のことだよ」

松浦さんは首を抑えながら僕たちに目を向けた

「そこの新人さん2人ですよ」

「「え?」」

「えーそれではまず名前から」

「ちょっとまて。なんで勝手に始めてんだよ」

引きずられている状態で質問されても、、、

答えにくいよ

「私と空の何を取材するの

返答次第では、、、」

茜はそう言いながら指をパキパキと鳴らした

「いやいや、簡単なプロフィールとかをですよ!

そんな深くは掘り下げませんって!!ほんとに!!」

最後にほんとに、とつける当たり余程信頼されてないんだなと思った

「夕陽どうする」

「うーん、、まあ悪意はなさそうだし、、

今回はやってもいいが、が!変なこと書いたら即追い出すからな」

夕陽くんが松浦さんの肩を持って顔を近づけてそう言った

「はいはいはい!!もちろんですっ!!!

約束します!!」

「えーと、、じゃあよろしくお願いします、、?」



「はい!じゃあこっちに目線お願いしまーす!!」

「ちょっとなに、どういうことなのこれ」

僕が白銀から帰ると家に疫病神がいた

朝陽に経緯を聞き、なるほどと納得したのだが、、

「一体何枚写真撮るんだよ、、」

さっきからあいつは2人の横をパシャパシャと行き来している

ほら、笑顔ひきつってきてるじゃん

可哀想だよ

「ちょっと、早く取材してよ。うちだって暇じゃあないんだから」

僕が黒いオーラを纏わせながらそう言うと直ぐにカメラを閉まって鉛筆とメモ帳を出した

なんであいつ鉛筆を愛用してるんだろ

そしてなんで鉛筆なのに消しゴム持ってないんだろ

前にあいつにその理由を聞いたことがあるが、たしか買うのがめんどくさいとか、持ってくるのに邪魔とか色々ほざいていた

芯が折れたら他人の家で削り出すし、、

そんなことを考えている間に取材は進んでいた

名前やら好きな物やら年齢やらここの住み心地とか

横の朝陽の表情を見ると

(どうでもいいだろそんなこと!調べろよ!)

とでも言いたそうな顔をしていた

「じゃあ、2人は3人のことどう思ってるの?

じゃあまずは忍から」

おいまて、なんで呼び捨てられてんだあいつに

ふざけんなよ

後でボコる

「うーん、、そうですね、、

僕を救ってくれた人、、ですかね、、

それと、やっぱり成人にはみえないとかですかねー」

グサッ

あれ、今空くんから矢が放たれたような、、

「私もそうかなー

忍ってほんとに空と身長変わらないもんねー!」

グサッ

あれ?僕ってもしかして嫌われてる?

そんなに身長気になる?

朝陽に目で訴えると

「、、、どんまい」

と目も合わせずに静かに返された

ひどい、、、

「それじゃあ最後に、ここに入った経緯を教えてくれる?」

経緯ね、、

これは止めた方がいいのかな

「あ、、僕は、、孤児なんです

それで、拾われたんです忍さんに。だから行くとこもなくて

ここにいます」

「私は、、」

茜が下を向いた

言えないよね

あんなこと

「えっと、、「茜は僕が誘ったんです。詳しくは言えないけど確かに彼女はここの一員ですよ」

僕が助けを出そうかと思った時に空くんがそう言った

あかねの手を握りながら

その目は綺麗だった

僕と真反対の澄んだ色だった

「そ、、そうなんですよね、!空に誘われて今に至るって感じです」

それを聞いてあいつはメモを閉じた

「そうですか、、では!取材は終わりです!ご協力ありがとうございました!!」

「いえ、こちらこそありがとうございました」

空くんってば礼儀正しいなぁ、、

見習いたいものだ、、

まあ、無理だけど

僕はさらっと出ていこうとする松浦の肩を掴んだ

そして耳元でいった

「詮索したらダメだよ。

君の身をあんじての事だ」

それを聞くと松浦はふっと笑って

「そんなことしませんよ。あなた達を敵に回したらどれだけ恐ろしいか、、」

「なら、いいんだけどね?」

「では、、」

そう言って松浦は帰っていった



後日、、、

「なんじゃこれはあああ!!!」

GLAYに茜の声が響いた

「どうした!茜!」

僕が忍さんたちと駆け付けると茜は先日取材を受けた記事を見ていた

「こ、、これヤバい、!」

僕はその記事を見た

「こっ、、これは、、、」

『GLAYの新人!早くも恋に発展か!?!?』

そんな見出しとともに書かれている記事はまるで僕らが運命の人かのように書かれていた

そして僕が茜がGLAYに入った経緯を話している時のあかねの手を握った写真がっ、、!!

「ど真ん中に貼られてる、、」

なんなんだ、、

そういうのじゃないんだけど、、、

その記事を見た瞬間夕陽くんが炎で燃やした

「あいつ〜っっ!!!」

「夕陽!朝陽!血祭りだ!!!」

「おう!任せろ!!」

「今度の今度こそ、あいつは取材禁止だあああ!!」

そう言いながら走って出ていった

「やっぱりヤバい人だったね、、」

「うん、、でも、、私は空となら別にいいけどな、、」

「え?」

「いや?なんでも?それよりも、、この燃えカス、、

私たちが掃除するの、、?」

「多分、、、」

「はあ、、やりますか」

「そうだね」

その後、松浦の悲鳴が街中に響き渡ったとかなんとか、、

松浦、、ご愁傷さまです、、

さてさて、次からはミニ長編入っていきます

では、面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!

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