やっぱり厄日
運悪い日ってあるよね、、、
「おじさーん」
「だから、おじさんじゃねぇって言ってんだろ!?」
「じゃあクソジジイ」
「おぉい!?茜ちゃん!?」
こちらの元気のいいおじさんは林さん
何かとお世話になってる
どっからどう見てもおじさんなのに自分ではお兄さんだと言い張るちょっと可哀想な人
「で?今日は何しに来たんだよ」
「ああ。白銀に屋根の修理頼まれちゃったから、木貰いに来ましたー」
「ああ、、お前らのとこに行ったのか」
お前ら?
まさかこの人電話来て断ったな
「ちょっと、何うちに回してんですか」
「いやだってよー、白銀だぜ?ミスったら殺られるぜ?」
「まっさか。殺人鬼じゃないんですから」
「誰が殺人鬼だって?」
後ろから声がした
しかし、振り返るなという脳からの司令が出ていた
「あ!空!危ない!」
茜、、近寄っちゃだめ、、
「あれ?新入りさん?」
くそっ
「はい。そうですよ。茜。この人は白銀の花澤さん」
「やだなぁ。大翔でいいってば」
相変わらず脳天気な人だな
「大翔、、よろしくな!私は茜!」
「よろしく」
なーに固い握手交わしてんだ
「空くーん。木の板どれくらいいるー?」
そうだ。ちょうどいい
この人に損害を聞こう
「どれくらい空いてるんですか?」
「うーん、、わかるとこだけで4、、かな」
いや、多すぎだろ
何したらそんなふうに、、
聞かないでおこう
どうせ、気づいたらーとか言うんだろうな
戦うこと以外においてはバカばっかだからな、あそこ
「じゃあその辺の木全部くださーい」
「おけぃ!毎度ありー!」
林さんから木を分けて貰った僕らは白銀へと向かった
あれ?花澤さん何しに来たんだ?
「おおー!ここが噂の白銀か!」
噂って、、
「行くよ茜ー」
「よしっ!」
なんだそれ
「ただいま帰りましたー」
花澤さんが中に向かって言うとドタドタと足音が聞こえてきた
「やっと来たか!おっせぇよ!!」
予想通り神崎だった
「おっせぇって何がですか。なんなら急いできたんですけど」
「そんなこと言うなら帰るぞ!?」
ほんとにちょっとだけ急いだんだからな
ちょっとだけ
「はあ、まあいい。こっちだ。着いてこい。それから大翔。お前は報告書が溜まってるぞ。雅さんが怒ってる」
「うげ。また屋根壊れるよー」
ん?
屋根壊れる?
「原因はお前かー!?」
もしかして、こいつが仕事サボってるせいで雅さんの怒りを買って屋根壊れてんのか!?
ふざけんなこいつ!!
なに、のこのこ着いてきてんだ!
「さっさと仕事しやがれ!!」
「空くんひどーい」
「空から手離せよ!」
「僕は触ってない!!」
「いいから、離れろー!」
あああああ
うるせぇえええ
僕の心の声が伝わったのか上から衝撃が加わった
ガラガラガラッ
「お前らは揃いも揃って昼間から騒ぎよって、、
うるさいわ!!」
「「「ぎゃああああ!!!」」」
雅さんだああ!!
あぶねぇ!
もう少しで屋根が直撃するところだった!
ん?屋根?
「ああああ!?!?!屋根!!」
なんてこった
増えてしまった
ああ、、今日は一日白銀か、、
「お前!なんて事してくれたんだ!このチビ!!」
「っあ!茜!!」
遅かった
茜は僕が雅さんと茜の間に入るより先に地面に突き刺さっていた
「殺すぞ!!!」
「あああ!!ごめんなさい!ごめんなさい!!」
僕はスライディング土下座をした
こんなの人生ですることないと思ってたのに、、
て言うか、殺すってやっぱり殺人鬼集団なのか!?
すると、雅さんははぁーとため息をついた
「それよりもだ。大翔はどこだ」
「ここでーす」
雅さんの足元から声が聞こえる
僕は驚いて土下座の姿勢のまま目を開けた
すると、花澤さんと目が合った
「あっ、、」
「大翔、、お前、1週間掃除当番だ」
「えっ!それだけはやめてください!!ちょ、、雅さん!」
雅さんはそう言うとスタスタと奥に戻って行った
いや、、それにしても恐ろしい
ほんとに幼女なのか
あれは
怪物の類だろ
僕はそう思いながら土下座の姿勢を起こした
その時だった
「ぐえっ!!」
僕の顔に膝蹴りが決まった
「てめぇ!着いて来いって言っただろうが!?おい!?」
「ああああ!!すいません!すいません!!」
「さっさとそれを抜いてこい!!」
それって、、
茜か
え、ちょなにこれ
抜けないんだけど
「ちょっと神崎さん!助けてええ!!」
「何やってんだてめぇは!!」
「はい!すいません!!」
ああああああ
だから来たくなかったんだよ
やっぱり今日は厄日だああああああ!!!
そのころ雫は1人自室で本を読んでいた
「、、、平和だなぁ」
茜
茜投下!
ああ、、絵上手くなりたい
ちょっと練習しよ、、
では、面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!




