暗号は複雑に
複雑すぎても困る
無事、GLAYの一員となった2人を待ち構えていたのはなんとも奇妙な月イチのGLAYの恒例行事だった
「さぁ!やりますよ!今月も!!暗号決めよう大会!」
忍が手を叩いて大声でそういった
小さな狭い部屋にはその声が一段と大きく聞こえた
そのあまりのうるささに夕陽が蹴りをいれる
「いや、うるせぇよ」
「いでっ」
忍はその場でうずくまり唸っていた
「いだいよ、、」
「えーと、じゃあこのバカはほっといて、なんかいい案はあるか?」
夕陽が勝手に司会を進める
「これって情報屋の暗号を決めるんだよね?」
「ああ。ついでに下のエレベーターのもな」
そう言われて空はあの謎の呪文を思い出す
(たしかに、あれは酷い)
「もうちちんぷいぷいとかでもいいんじゃない?」
朝陽がめんどくさそうにそういった
「その気持ちは十分にわかるけど、そんなん言いたくないだろ」
「えーじゃあ何かないかな、、」
朝陽が考え出すと茜が手を挙げた
「じゃあ、掛け合いはどう?」
「ああー掛け合いなぁ、、」
夕陽はべつにいいんだけど、、と言いながら忍の方を見る
「前になこっちがそのセリフを忘れて誰も入れなかった時期があるんだよなぁ、、」
茜はその言葉に冷めた目をしながら手を下ろした
「記憶力どこいったの」
「おれがききてぇ」
ずっと考えていた空が手を上げる
「じゃあちょっと長めのやつはどうかな?」
「あーそれはダメだ。1回やってたんだけどどこがあっててどこが間違ってるかわかんねぇんだよな」
「ああー、」
グレイスにくらい空気が流れる
「ちなみに今の暗号はどんなの?」
すると今までうずくまっていた忍が復活した
「ああ、えっと確か、」
『おにぎりは海苔ですか塩ですか?』
『海苔ならどの海苔がいいですか?塩ならどの加減ですか?』
「海苔は簡単な依頼で塩は難しい依頼のこと。
海苔の種類が普通だったら一日で、味付けなら二日。
塩なら難しさや危険度によって塩の加減が強いと言う」
朝陽が忍と夕陽の暗号の解説をする
「そして最後に」
『ご用意致します』
「これで契約完了、でも」
『ただいま在庫がありません』
「これなら契約は出来ないってこと」
その説明を聞いて複雑そうにも聴こえたが
どんな会話なんだ、と、2人は思った
そこで空は
「じゃあちょっとだけ変えたら?」
と提案した
「ちょっとって?」
夕陽が答える
「食べのものの種類変えるとか」
「なるほど」
「でもそれじゃあ面白くないよね」
忍が真剣な顔で悩む
それを見た茜が冷めた目で手を挙げた
「じゃあもう適当な会話でいいんじゃない?」
「どんな?」
『お腹空いた』
『なんかたべる?』
『辛いのが欲しい』
『どれくらい辛いやつ?』
「これで任務の難しさを表してもらう」
「期間は?」
「保存期間を尋ねればいい」
茜のその提案に一同は、おおーー!っと拍手した
「じゃあこれで決まりだねー、早速連絡しとくよー」
忍はパソコンにカタカタっと打ち込みエンターキーを押した
「これでOK!あー、これで来月まで安心だなァ」
「そうだね。それじゃあ早く今来てる案件やって」
朝陽は忍にバサッと資料を投げた
「ほら、もちろん空くんと茜にもだよ」
そう言ってバサッと飛んできたのは大量のお手伝いの依頼
「うっわ、、えぐい量、、」
「よし!じゃあ今日も一日頑張ろう!!」
忍の言葉でみんなが動き出した時トビラが開いた
『お腹空いた』
(!?)
『な、何か食べる?』
『辛いのが欲しい』
(!?つら、、え?、つらい?)
『どれぐらい、つ、、辛いやつ?』
『バ、、バナナとハンバーグ一緒に食べるぐらい、?』
(めっちゃいやじゃん、、、、)
その後、GLAYの情報依頼に大喜利要素が加わったと密かにうわさになった
バナナとハンバーグはね、、絶対美味しくないよ
わからない、もしかしたら美味しいかもしれないけど
いやでもなぁ、、
誰か試したら教えてください笑
では、面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!




