ヒロイン登場
満を持してヒロイン登場です、、
吉原事件から数日後
メイドカフェ ミラクル
「ちょっとまって!ちょっとまって!
まだ動いちゃダメよ!!」
くるみが慌てて止めているのにも関わらず吉原へ戻ろうとする人がいた
「いえ。これ以上お世話にはなれません。」
あの時の少女だった
「でも、、傷口がだいぶ深いのよ。今はまだ安静にしてないと、、、」
「いや、でも、、」
歯ごたえのない言い争いが続く中、メイドカフェの扉が開いた
「やっほーくるみさん。と、、だれ?」
「ちょっと忍さん!早い!っ!急に止まるな!!」
コントのようなかけあいをして入ってきたのは忍と空
「あ!あの時の!大丈夫?もう立って平気なの?」
「ん?ん?空くん。誰?この子?」
忍は初めて見る少女と普通に話す空に聞いた
「ああ、彼女は吉原で出会った、、えーと、名前は知らないんだけど、すごい怪我したから、ここに運んできたんだ。朝陽くんが」
空のわかりやすいのか分かりにくいのかそれすらもよく分からない説明に、なんとなく頷きながら忍は少女を眺める
「あ!忍!なんだ。下にいたのかよ」
「ぐえっ、、」
眺めている忍をはっ倒して、入ってきたのは朝陽と夕陽
「忍。次の依頼が、、って、あの時のお前じゃねぇか!なんだ?帰るのか?吉原に」
夕陽は少女に近寄って話しかける
「ちょ、夕陽、足!足!踏んでるから!!」
その下で忍がじたばたと抵抗する
それを見た朝陽が忍の足を引っ張りぬこうとした
「いでででで!!!ちょ朝陽!?何してるの!?」
「踏まれてるから。可哀想だなーと」
「で、君は帰るの?もう少しここにいれば?」
「ちょっと空くん。無視?酷い」
少女は、こんな変人に絡まれてても表情ひとつ崩さない空を見て驚きを隠せなかった
「わたしは、帰らないと。ここには世話になれない」
「ん?なんで?くるみさん。なんかしたの?」
「なんで?!」
カフェの用意をしていたくるみはその言葉を聞いて一際大きい声で反論してきた
「私は、、あなた達を傷つけた。ここには居られない。」
少女は下を向いて消え入りそうな声でそういった
それを聞いた空は少女の肩にトンっと手を置いた
「それは違うよ。君は守りたいものを守ろうとしただけなんだよ。結果的に僕らを傷つけたとしても君は悪くない。だからせめて、傷が治るまでここにいたらどう?」
空のその優しい言葉に少女は泣き出す
「いいの、、?ほんとに?」
「いいよ。」
少女はその場で号泣した
それはあの時見せた絶望の涙ではなく歓喜の涙だった
その様子を見ていた、空はある提案を少女にした
「君さえ良ければなんだけど、GLAYにこない?
きっと今までより楽しくなるよ」
「うっ、うん!行きたい、、!!ありがとう、、!」
「ん?ちょっとまて?」
ふたりの会話を聞いていた夕陽は2人を静止した
「うちは今日から5人になると?」
「まあ、そうなるね」
朝陽はそれに平然と答える
「おい、忍!」
「え!?なに!?」
夕陽は忍を持ち上げて小声で忍に怒鳴った
「お前な!空はスポンジなんだぞ!!言ったことなんでも素直に吸収するんだ!この先も困ってるひと手当たり次第にうちに入れられちゃあこっちが破産するぞ!!!」
「おお、確かに」
「わかったら、これで最後にしろ!って、空に言ってこい」
そう言って夕陽は忍を感動ムードのふたりに突き飛ばした
「ぐえっ!
あ、空くん。今回は特別に彼女の入社を許可するよ。けどね、次からは無しだ。分かった?」
忍は空に優しい笑みでそういった
すると空は忍の前でお辞儀をした
「え!?空くん!?」
突然の空のお辞儀に忍はさすがに飛び上がった
「ありがとうございます。忍さん」
「まあ、いいってことよ。ね。」
「カッコつけてんじゃねぇぞ忍コノヤロー」
夕陽くんがまたもや忍の足を強めに蹴る
そんなカオスな光景の横を朝陽は1人すり抜けて少女の元に行く
「これからよろしく。僕は朝陽。君は?」
「あ!それは聞きたい!僕は空だよ!」
「俺は夕陽だ。こっちのクズは忍」
「ちなみに私はくるみよー」
突然の自己紹介攻めに少女は戸惑ったが、それからにっこりと笑って
「一条 茜です!よろしくお願いします!!」
と、元気に言った
さてさてさて、これで一通りの登場人物は揃ったかな、、?
あ、いや、まだだわ
ブラックリストがまだだな、、
まあぼちぼち登場させていきます
では、面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!




