ギャグシリアス
実はほのぼの系が好き
ブラックリスト本部
地下室
「ねぇーもうはずしてよー」
「ダメだ。さっきの聞いてただろ。まだ検討中だ」
忍はそれを聞いて凛月に悪口を浴びせた
「バカ。アホ。マヌケ。ケチャップ星人」
「ちょっとまて。ケチャップ関係ねぇだろ
久しぶりに聞いたわ」
「相変わらず髪の毛ケチャップだね」
「うるせぇよ」
忍は段々と楽しくなってきていた
「やーい。トマトー」
ケラケラと笑う忍の顔を見て凛月は拳を握った
「てめぇな!!」
今にも殴りだしそうな瞬間、地下室の扉が開いた
入ってきたのは優だった
「なんだ優かよ」
凛月の言葉を無視して優は忍の前に立った
「久しぶり兄さん。何しに来たの」
「やぁ、ひさしぶり。そこまで分かってんならこれ、外してくれる?」
忍がそう言うと優はその鎖に触れた
『全破壊』
すると鎖は粉々に割れ、忍の手足は自由を取り戻した
「で。用件は」
優は手をブラブラさせている忍に聞いた
「わかってると思うけど、今吉原が大変なことになっているんだよね。そこと色々あって吉原の管理者にうちの子達が会いに行ってるんだよねー。でも、なるべく穏便に済ませたいんだ。ということで、吉原の経営にも手を貸している君たちの情報を盗みに来たのさ。まあでも、先に星さんを返してもらおうかな」
忍は一息に喋ると2人の方を見て微笑んだ
黒い微笑みだった
「、、、凛月。すぐに連れてきて」
「わぁっーたよ」
バタンっ、、、
地下室の扉が重々しく閉まる
残された忍は目の前の優の姿を見た
「背、伸びたね」
「そう言う兄さんは変わってないね」
優は包帯をしていない方の目で忍を見て言った
「変わって欲しいんだけどね」
沈黙
「そうだ。大和は元気かい?」
「とても」
「それは良かったよ」
ガチャ
二人の会話と言えるか分からないものの間に凛月の声が響く
「連れて来たぞ」
「あ、、」
星は忍を見ると駆け寄った
そして、忍の影に隠れた
その様子に凛月はうんざりした顔をした
「カップルかよ」
「違うよ。彼女は既婚者だ。さすがの僕も既婚者に手を出すほど落ちぶれてはいないよ」
「いや、出してそうだけどな」
「え?」
「え?」
沈黙
「ああーもういいわ!とっとと連れてけ!!!」
「はいはーい。」
忍のその声に終わったと思い、優と凛月は扉へと歩いていった
その後ろ姿に忍は声をかける
「優!、、、またね」
優はその声を無視して歩いていった
あとの地下室には忍から流れ出る悲しい空気が流れていた
「良かったのか。話さなくて」
「、、、、、ああ」
「、、そうか」
「凛月行くぞ」
「どこへ?」
「決まってるだろ。
吉原だよ」
吉原最上ビル
(くそっ、、キリがない、、幻像を1つ潰したと思えばまた新しい幻像が生まれる、、こんなのどうしたら、、、)
空は男がだす大量の幻像に悩まされていた
「苦しめ。試作品よ。お前はまだ完全な不老不死ではない。中途半端な人間にも不老不死にもなれない存在なのだ」
「うるさいっ!!!っ!」
空は幻像がささやく幻聴に悩まされていた
(本体はどこだっ、、!)
消しても消しても手応えがない
しかし、こいつらを倒さなければ田中を救うことは出来ない
(どうすれば、、、何か、、何かないのか、、、っ)
頭をフル回転させようにも敵が多すぎて考えられなかった
その時遠くから声がした
「空くん!!しゃがめっ!!」
「え!?」
とっさにしゃがんだ空の上を何かが通過した
「ぐえっ、、、!!」
忍だった
「え!?」
忍は顔を真っ青にしてグッジョブ、と言った
「空くん無事?」
後ろから走ってきたのは恐らく忍をぶん投げたであろう朝陽と星だった
「朝陽くん!と、、
ああ!星さん!無事だったんですね!よかった、、」
「そういえば夕陽は、、」
朝陽は姿の見当たらない夕陽を探す
「ここだよ」
夕陽は瓦礫の中から姿を現した
その姿は全身怪我だらけでキノコ鍋確定だった
「目を開けたと思ったら、忍が目の前をすごいスピードで通って行ったんだ。お目目ぱっちりだわ」
夕陽の鋭い眼差しに忍はめをそらした
「何はともあれ、空くん。気づくことはない?」
忍にそう言われ当たりを見渡すと
「あ、、。いない、、あいつも、幻像も、、、すごい!
どうやって!?」
空にキラキラした目で見つめられた忍は思わずドヤ顔をして
「ふっ、、僕の能力のおかげだよ!!」
「忍さんの能力?」
忍は部下に褒められたという初の体験をし、キラキラと輝きながら、謎のポーズをとっていた
「忍さんの能力は能力無効化と能力コピーなんだよ。
だから、上から能力者本人と幻像全部に当たる角度をだして、忍さんを投げたんだ。そしたら、きれいさっぱりお掃除完了だよ!」
(お掃除って、、、)
久しぶりに全員が揃ったこともあり、4人は敵のことなど忘れ、わちゃわちゃしていた
その時、奥の襖が開き田中が出てきた
「ほし、、、」
「っ、!!」
「よかった、、!本当に無事で、、!源三郎さん、、!」
(((源三郎、、、!?!?)))
感動の再会を見守るはずだったのだがその聞きなれない名前に4人はギョッとした
(え、源三郎?元気じゃなくて??)
(偽名だったか、、いや、別に悪くは無いんだけどねぇ)
(嫌でも源三郎って、、)
(田中源三郎さん、、、)
そうして2人が抱き合い、敵も倒れ、一件落着のように見えた
ズドンッ、、、、
大きな揺れが建物を襲った
「地震か!?」
「いや、、これは、、、」
そこには大量の幻像を連れた男が立っていた
「おっふ、、、、」
「ふはははははははははは、、、
私は吉原に興味がなくなった、、、私の興味は今やお前に移った、、試作品よ」
いかにも悪役らしい笑い方をしながらその男は空に近づいてきた
「悪いが、空くんに触らないで貰えるかな」
忍がその手を叩き払うと無効化の影響で幻像が消えた
「ふっ、、、消えたからなんだ。もう一度出せば良いのだ
空と言ったか、お前の中に出してやる」
そう言って男は空に黒いモヤを送った
「っあ、、、」
そのモヤが入った空はその場に倒れてしまった
「ふふふふふふ、、、、お前の精神はどこまで強い?」
男がそう笑うと忍は男の顔面にパンチを入れた
「そうだな、じゃあお前の肉体もどこまで強いか、勝負と行こうか」
男は吹っ飛んだが、余裕そうな顔をする
その顔を見て危機感を覚えた忍は後ろのふたりに指示を送る
「朝陽、夕陽、その2人を安全なところへ」
「「了解!すぐ戻ってくる」」
忍はその返事をきいて
(さすが双子だな)
と呑気なことを思っていた
「さあ、痛い目見たくなかったら空くんの中のもの取り除きな」
「それはこちらのセリフだぞおチビさん。死にたくなかったらとっとと帰りな」
「くくくく、、、上等じゃないか、、」
そう言うと忍はポケットからヘアピンを2個取り出し、サイドにバツ印のようにつけた
その瞬間、当たりをどす黒いオーラが駆け巡った
(っ、、!!!!)
男は忍のその殺気に危機感を覚え、逃げようとした
が、足が動かなかった
(この私が、、震えている、、?!この男、、何者だっ、!)
「くくくく、、さぁ、最終決戦だっ!!!」
次で、、、吉原編、終わる、、はず
多分ね
その後はしばらくわちゃわちゃしていこうかなーと思ってます
長編も考えてるんでまとまったら書こうかな、、、
では、面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!!




