青髪と黒髪と路地裏と財布
さて、主人公登場です!のちのち容姿の絵をあげようと思っております!
「はぁはぁはぁ」
路地裏に荒い息が響く
(ここまで来れば大丈夫だろ、、)
少年は先程奪った財布の中を見る
(いち、、に、、さん、、よん、、百円)
、、、、、
「すくなっ!?え?400円!?」
路地裏に少年の声が響く
その時だった
「悪かったねぇ?400円で?」
路地裏に少年とは別の声が響く
(!?気づかなかった、、、)
「ねぇ少年。それ僕の財布なのだけどー、、返してくんない?」
「はっ、、いっ嫌ですよ!!」
「うーんそっかぁ、、」
そう言うと青年はひらりと少年の前に飛び降りた。
「僕は神谷忍、今から君を軍警に連れていくものだ」
忍がそう言うと少年は土下座謝罪し始めた
「なっ、、!そっそれだけは!!それだけはやめてください!お願いします!何でもしますからっ!!生きるために、、仕方なかったんです、、、」
「、、、、ふむ」
そう言うと忍は少し考える
(この少年の青い髪、、、それに身なりも汚れている、、、まさか先日の爆発した研究所の生き残りか、、、?)
「少年。君、うちにこないかい?」
そう言われると少年は顔をあげて不思議そうな声を出した
「、、、、は?」
「は?とはなんだ!身寄りのない君の家になってあげようといっているのだよ!」
忍がそう言うと少年は驚いたような顔をした。
「僕の、、家に、、?」
「そうだよ」
「いいんですか、、?」
「もちろんだよ。それにきっと僕と来れば君の知りたいことが色々知れるさ」
(僕の、、、しりたいこと、、、それが知れるなら、、、)
「行きます。行かせてください!!」
少年の目には決意の光が宿っていた
「よろしい!では少年。君の名前は?」
(なまえ、、、、)
ー名前?
そう!君の名前だよ!あたしがつけてあげる!
うーん、、そうだなぁ、、、空
空はどう?
そら?
うん!!苗字は私たち3人からあげるよ!!
げっ!まきこむなよぉーほらお前もうんとかすんと
かいえよー
、、、、、すん
うぉい!?
じゃあきまり!!君の名前は、、、
「僕の名前は尾崎空です」
「空くんか、、いい名前じゃないか!では空くん行くぞ!!」
「はいっ!!!」
ピリリリ!!!ピリリリ!!!
ピッ!!
「もしも〜」「ちょっとおまえ!!!!いい加減にしろよ!!!」ブツっ
「あ、、、忘れてた、、、」
(あれ?この人大丈夫かな?)
密かに空は思っていたのでした
少し長くなりましたがどうでしたか?面白いと思った方はぜひぜひこれからもよろしくお願いします!!